海外難読名のまとめ

2021年9月17日金曜日

考察 考察-名前

海外名の読み方をカタカナにする際に、翻訳の自信がなかった名前をまとめます。
編者が寡聞にして知らなかったものから前代未聞の独自名まで。
日本名の時点で珍名だった海外名は省きます。(例:バッタBatta,イカナウIkanau)
参考のために活用した検索エンジンは日本のGoogleです。

使用例が豊富な名前

・ドゼー/Desaix
読み方はドゼー,ディサイクス。
一般的な人名。ナポレオンの時代に活躍したフランス軍人の姓で有名。

・ガネフ/Gharn
読み方はガルン。
海外発のゲーム『Darksiders II』や『スターウォーズ』シリーズで同名の者がいる。

・イレース/Ilyana
読み方はイリヤナ。
一般的な女性名。だがグーグル検索で「Ileana」イレアナに変換されることもある。

・リヒト/Ricken
読み方はリッケン,ライケン。
姓に多い。

・デジェル/Kjelle
読み方はクジェル,キェル,シェル,チェル,ヒェル。地方によって発音が変わる。
調べたかぎりでは姓の使用が多い。
グーグル検索で「e」のない「Kjell」に変換されることもある。その場合は男性名。

・ディーア/Dwyer
読み方はドワイヤー,ドゥワイヤー。
一般的な人名で、会社名にもある。

聖人の名前

・モゥディ/Mordecai
読み方はモルデカイ,モーデカイ。
旧約聖書の登場人物。一般的な男性名でもある。

・アムリタ/Almedha
読み方はアルメダ。
5世紀~6世紀ごろのカトリック教徒にその名を持つ女性がいた。
英国ウェールズ南部の町・ブレコンの出身だという。「Eluned」の名前の方が有名?他にも別名あり。

人名以外でよく使われる名前

・セルジュ/Cherche
読み方はシェルシェ。
フランス語で探すという意味。

・ベルベット/Panne
読み方はパン,パンネ。
フランス語でビロードの一種。

FEのキャラクターが検索の上位を占める名前

・ビラク/Vyland
読み方はヴァイラント。
「y」を「i」にした「Viland」の方が一般的。よく姓に用いられる模様。

・デューテ/Delthea
読み方はデルセア。そのままの読み方。
普通にありそうで意外と同名の人物が引っかかりにくい。海外の女性著者で一人発見できた。

・クーガー/Cormag
読み方はおそらくコーマグ。
事例は少ないが姓にあるらしい。
また『EverQuest2』という海外発ゲームに同じ綴りの人物がいる。
そのほか「Cormag Celtic」と名の付くケルティックな宝飾品もある。
「Cormac」の方が一般的で、そちらは男性名に使われるという。この場合は「コーマック」「コーマク」と読む。

・ケセルダ/Caellach
読み方はカエラック。『FEH』で名乗りあり。ケラックとも聞こえる。
「a」と「e」を入れ替えた「Ceallach」の方が一般的。この場合は「ケラック」と読む。

・ダラハウ/Devdan
読み方はデヴダン。そのままの読み方。
検索するとダラハウの他に、インドネシアのバリ島のヌサドゥア半島のデヴダンショーがヒットする。
インドネシアの伝統的なダンスを交えながら文化を伝える民族ショーだそう。
初開演が2011年だといい、このショーはダラハウの命名とは無関係。
それ以前の時期指定で検索するとヒンディー語圏では男性名に使われる名前だと判明。
「Devdan」のアナグラムである「Danved」は人名で引っかからず。

唯一無二の珍名

・リフ/Wrys
読み方はライス。
「Wry」でライなので「s」をつけてライスと読める。
この名の使用例が他に見当たらず。

・デギンハンザー/Deghinsea&Dheginsea
『蒼炎』と『暁』欧州版は前者、『暁』北米版は後者。「h」の位置が微妙に異なる。
読み方はおそらくデギンシー。『FEH』で登場しているが現在音声付では名乗らないため読み方不明。
「ghi」はギ、「Dhe」はデと読める。

・シャラ/Rhajat
読み方はラジャート。『FEH』で名乗りあり。
サーリャの海外名「Tharja」の文字を入れ替えた名前。
「Rha」はラと読めるので珍名といえど無理のない読み方。

・マトイ/Caeldori
読み方はおそらくケールドリ。
ティアモの海外名「Cordela」の文字を入れ替えた名前。
海外のプレイヤーにとっても奇抜な名前のようで、評判は良くないとの噂。
他の白夜勢同様にマトイをローマ字表記するのではだめだったのだろうか。

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