新たなる旅立ち──聖魔の光石・会話集

2021年10月15日金曜日

会話集 会話集-聖魔の光石

境街セレフィユ

ワールドマップ上でエイリークが境街セレフィユへ移動
会話画面 背景・街中

〔エイリーク〕(左)
・・・・・・▽

〔エフラム〕(右)
どうした エイリーク?▽

〔エイリーク〕
リオンのことを
思い出していました。▽
最後に会ったのは
ちょうど一年半前・・・▽

〔エフラム〕
そうだな。
グラド帝都でのことだ。▽
・・・あれからまだ
たったの一年半か。▽

回想
一年半前
会話画面 背景・街中

〔エイリーク〕(右)
兄上 リオン!▽
もう 二人ともどこですか?▽

〔リオン〕(吹き出しのみ)
こっちだよ エイリーク▽
早く来た方がいいよ。
エフラムがもう待ちくたびれたって。▽

〔エイリーク〕
もう 少しくらい
待っててくださっても・・・▽

マップ画面へ替わり、エイリークが右方向へ移動
会話画面 背景・街中

〔エフラム〕(右端)
遅い。神殿に行くだけの用意に
なぜそんなに時間がかかるんだ?▽

〔リオン〕(左)
エフラム そんな言い方しなくても。▽
女性に対する敬意と慎みも
王となるべき者には必要だ・・・って▽
マクレガー司祭も言ってたよ。▽

〔エイリーク〕(右)
ありがとう。
リオンは兄上と違って優しいですね。▽

神殿で聖火にどんな
願い事をするか考えていたのです。▽
そしたら
つい寝過ごしてしまって・・・▽

〔エフラム〕
願い事?
なんだそれは?▽

〔リオン〕
ほら 神殿に奉られている聖火は
昔 世界が救われた時にともされたものだから。▽
参礼に来る人の願い事を
叶えてくれるって言われてるんだ。▽

〔エフラム〕
へえ 知らなかったな。▽

〔エイリーク〕
兄上・・・またマクレガー司祭に
不勉強だと叱られますよ。▽

〔エフラム〕
・・・それは言うな。▽
それよりエイリーク
お前は何を願うんだ?▽

〔エイリーク〕
私は・・・▽
秘密です。▽

〔エフラム〕
なんだ。
つまらないやつだな。▽

〔リオン〕
じゃあ エフラムは?▽

〔エフラム〕
俺は そうだな。▽

もっと
強くなれるように だな。▽

〔リオン〕
エフラムらしいな。▽

〔エイリーク〕
兄上らしいですね。▽

〔エフラム〕
・・・それはほめてるのか?
それとも馬鹿にしてるのか?▽

〔リオン〕
もちろんほめてるんだよ。
ね エイリーク。▽

〔エイリーク〕
ふふ。
ええ そうですね。▽

〔エフラム〕
リオンは?
お前は何を願うんだ?▽

〔リオン〕
え? 僕?▽
僕は・・・▽

みんなが
幸せになれますように かな。▽

〔エフラム〕
・・・なんていうか▽
お前らしいな。▽

〔エイリーク〕
リオンらしいですね。▽

〔リオン〕
・・・それはほめられてるの?
それとも・・・▽

〔エフラム〕
もちろんほめてるぞ。▽

〔エイリーク〕
それにしても
なぜ急に神殿に?▽
また兄上が何か
してしまったのですか?▽

〔エフラム〕
あのな・・・▽

〔リオン〕
ええと エフラムが
悪いわけじゃないんだ。▽

エフラムは【聖石】や聖火のこと
ほとんど知らなかったから・・・▽

〔エフラム〕
マクレガー司祭に怒られた。
将来 国を治める王となるからには▽
【聖石】を知り 敬うことを
知らねばなりません・・・だそうだ。▽
グラドへ学びに来てから 俺は叱られっ放しだ。
王としての自覚が足りないそうだ。▽

〔リオン〕
でも デュッセル将軍は
エフラムのことすごく褒めてたよ。▽
エフラムは勇敢で
王にふさわしい器だって。▽

〔エフラム〕
王 か・・・▽

やっぱり俺には実感がわかないな。▽
ルネスはエイリークが継げばいい。
俺はこの槍で大陸一の傭兵を目指すぞ。▽

〔エイリーク〕
兄上 そのような勝手な!▽
父上が知ったら
どんなにお嘆きになるか・・・▽

〔エフラム〕
あの父上だぞ?
下手したら俺より長生きしそうだ。▽
当分はデュッセルに師事して
槍の腕をみがくさ。▽

リオン お前は
何かやりたいことはないのか?▽

〔リオン〕
僕? 僕は・・・▽
やっぱり
父上のようになりたい・・・かな。▽

〔エイリーク〕
リオンなら
グラド帝国の皇帝にふさわしいです。▽

〔リオン〕
そ そんなことないよ。
僕なんて・・・▽

でも父上を見てるとわかるけど・・・
皇帝の仕事って本当に大変なんだ。▽
毎日ろくに眠らずに
何万という民のために尽くして・・▽
父上はとても
疲れておられるんだ。▽

だから僕も将来・・・
父上を少しでも助けられたらいいな。▽

〔エイリーク〕
リオン・・・立派です。▽
兄上も少しはリオンを見習ってください。▽

〔エフラム〕
・・・と言われてもな。▽
なあ エイリーク
お前男装して王にならないか?▽
その色気のない体つきなら
きっとばれないと思うぞ。▽

〔リオン〕
あはは・・・▽

エイリークが上下に揺れる
〔エイリーク〕
兄上!▽

回想終了
マップ画面へ替わり、すぐに会話画面になる

〔エイリーク〕(左)
リオンは今どうしてるのでしょうか?▽
皇帝ヴィガルドのルネス侵攻・・・
リオンはどんな気持ちでいたのでしょう。▽

〔エフラム〕(右)
あいつは優しい性格だからな・・・
自分の父を止められなかったんだろう。▽

だが今のグラド皇帝はもう
まともな状態ではない。▽
まさか 息子のリオンを手にかけるような
ことはないと思うが・・・▽

〔エイリーク〕
無事で また三人で
会えるといいですね。▽

〔エフラム〕
会えるさ 必ずな・・・▽

ワールドマップ上でエイリークがフレリア城へ移動

フレリア城

会話画面 背景・城内広間

〔ターナ〕(左)
エイリーク エフラム
お帰りなさい!▽
ああ 夢みたい。二人が
一緒に帰ってきてくれるなんて▽
わたし 毎日お祈りしてたのよ。
二人が無事でいますようにって。▽

〔エイリーク〕(右端)
ただいま ターナ。▽

〔エフラム〕(右)
すまない。
君にも心配をかけてしまったな。▽

〔ターナ〕
ううん いいの・・・▽
だって こうして
またみんなで会えたんだもの。▽
お兄さまもね もうすぐ
前線からお帰りになるのよ。▽
みんなでゆっくり
いろいろなお話しましょう。▽

エイリークとエフラムが消え、兵士が現れる

〔兵士〕(右)
ターナ様!▽
ヒーニアス様が前線より
ご帰還なさいました!▽

兵士が消え、ヒーニアスが現れる

〔ターナ〕
お兄さま お帰りなさい!▽
ご無事で戻られて
本当によかった・・・!▽
〔ヒーニアス〕(右)
当然だ。▽
この私がグラドの雑兵相手に
手傷など負うものか。▽

帝国将軍も皇帝ヴィガルドも みな
我が弓で仕留めるだけのこと。▽

ターナが消え、エフラムが現れる

〔エフラム〕(左)
ひさしぶりだな ヒーニアス。▽

〔ヒーニアス〕
・・・エフラム。▽

エイリークが現れる

〔エイリーク〕(左端)
ヒーニアス王子 お久しぶりです。▽

〔ヒーニアス〕
・・・ルネスは滅んだそうだな。▽
以前 警告したはずだ。▽
グラドなどに
付け入る隙を与えるからそうなる。▽

ターナが現れる

〔ターナ〕(右端)
お兄さま!
そんな言い方しなくたって。▽
エフラムとエイリークは
お父上を亡くされているのに・・・▽

〔ヒーニアス〕
・・・・・・▽
お父上のことは気の毒だったな。▽

だが エフラム▽
まずは 一刻も早くグラドを倒し
この戦いを終わらせることが先決だ。▽
ヒーニアスが消える

〔ターナ〕
もう お兄さまったら・・・▽
ごめんなさい エイリーク エフラム。▽

〔エフラム〕
いや 相変わらずで安心した。▽
昔から ヒーニアスは
俺を嫌ってたからな。▽

〔ターナ〕
お兄さまはエフラムを
ライバルだと思ってるの。▽
お兄さまは他人に負けるのが
大嫌いだから。▽
王としても 人間としても
男としても 戦士としても・・・▽
とにかくエフラムには
何もかも負けたくないんだって・・・▽

〔ヒーニアス〕(吹き出しのみ)
ターナ 余計なことをしゃべるな。▽

画面暗転。会話画面と背景は継続

〔ヒーニアス〕(右)
・・・父上が軍議を開くにあたり
お前たち兄妹にも同席してもらいたいという。▽
謁見の間まで来てもらえるだろうな?▽

〔エフラム〕(左)
ああ わかった。▽
俺の方からも伝えたいことが
いろいろあるからな。▽

〔エイリーク〕(左端)
私も 兄上と共に
出席させていただきます。▽

〔ヒーニアス〕
こちらだ。▽

ヘイデンに報告

会話画面 背景・謁見の間

〔ヘイデン〕(左)
皆 よく無事で戻ってくれた。▽
・・・さっそくだが 報告を聞こう。▽

ヒーニアスが現れる
〔ヒーニアス〕(右)
ではまず私から。▽

私が率いるフレリア軍主力は
南方でグラド軍と交戦中▽
今のところ 我が軍が優勢に
戦いを進めております。▽

〔ヘイデン〕
うむ・・・▽

しかし わからぬな。▽
そもそもなぜグラド帝国は
侵略戦争などを始めたのか?▽

ヒーニアスが消え、エイリークが現れる

〔エイリーク〕(右)
そのことについてですが
ヘイデン様。▽
私はどうしても気になることが・・・▽

〔ヘイデン〕
うむ 伝令から報告は受けておる。▽
グラド帝国が 【聖石】を
破壊しようとしている・・・ということじゃな。▽

〔エイリーク〕
はい。▽

〔ヘイデン〕
塔の警備は増強した。ひとまず
我がフレリアの【聖石】は心配あるまい。▽

だが やはりわからぬな。▽
【聖石】を破壊して
グラドに何の益があるのか・・・?▽

〔エイリーク〕
はい。【聖石】は大陸を魔から守る
大切な守護石だと伝えられているのに・・・▽

エイリークが消え、エフラムが現れる

〔エフラム〕(右)
・・・そのことと
関係があるかどうかわからないが▽
実は 俺もグラドについては
気になる話を聞いている。▽

ミルラ 来てくれ。▽

〔ミルラ〕(吹き出しのみ)
はい。▽

ミルラが現れる

〔ヘイデン〕
その少女は?▽

画面暗転。全員の立ち位置が替わる

〔エイリーク〕(左端)
背中に 翼が・・・!▽
兄上 この少女は?▽

〔エフラム〕(右端)
彼女はミルラ。
俺はグラド領内で彼女と偶然出会った。▽
ミルラ 俺にした話を
もう一度皆に話してくれないか?▽

〔ミルラ〕(右)
・・・・・・▽
・・・エフラムが話してください。▽
ミルラが消える

〔エフラム〕
人見知りするんだ。▽

エフラムが前に出る

〔エフラム〕(右)
とにかく 彼女の話では▽
ミルラは古の竜人種族
我々の伝説でいうマムクート族だという。▽

〔エイリーク〕
マムクート?▽

〔ヘイデン〕
うむ 【聖石】の伝説に
何度か出てくる名だ。▽
人でなく 魔でもない
孤高の種族だと伝えられているが・・・▽

〔エフラム〕
ミルラ 頼む。▽

ミルラが現れる
〔ミルラ〕(右端)
・・・・・・▽
私たちは東・・・闇の樹海にいました。▽
でも・・・▽

〔エイリーク〕
でも?▽

〔ミルラ〕
ある時・・・▽
南からまがまがしい気配を感じました。▽

〔エフラム〕
グラドの方角だ。▽
ミルラは グラド帝都から
その気配が流れるのを感じたという。▽

〔ミルラ〕
私はサレフと二人で・・・
その気配を確かめることにしました。▽
でも その途中で
戦いに巻き込まれて・・・▽

〔エフラム〕
彼女はそこで一人はぐれ
あてもなくグラド辺境をさまよっていたという。▽

〔ミルラ〕
私は悪い人たちにだまされて
つかまってしまいました。▽
大切な竜石を奪われ
どこかに連れて行かれそうになりました。▽

でもその時
エフラムが私を助けてくれました。▽

〔エイリーク〕
・・・・・・▽

〔エフラム〕
俺はグラドに潜伏していた頃
偶然ミルラと出会った。▽
彼女から聞いた話は
信じられないようなことばかりだったが・・・▽

この翼を現に見た以上は
信じるしかないだろう。▽

〔ミルラ〕
まがまがしい気配は今も
南から流れてきます。▽
その強く濃い気配が
魔物たちを目覚めさせています。▽
私はそれを止めたいのです。▽

〔ヘイデン〕
ふむ・・・・・・▽

ミルラが消え、兵士が現れる

〔兵士〕(右端)
ほ 報告致します!▽

〔ヘイデン〕
騒がしい 何事じゃ。▽

〔兵士〕
塔に安置されていた
フレリアの聖石が・・・▽
グラド軍の手により破壊されました!▽

〔ヘイデン〕
な・・・なんじゃと!▽
だがあそこには相当数の兵が
警備にあたっていたはず・・・▽

〔兵士〕
敵方の将は▽
【虎目石】のケセルダと
【蛍石】のセライナ!▽
我がフレリア軍は
半日と持たずに崩壊を・・・▽

兵士が消え、ゼトが現れる

〔ゼト〕(右端)
【蛍石】のセライナか・・・▽
デュッセル将軍につぐ
ヴィガルド皇帝の懐刀・・・▽
その一人です。▽

〔ヘイデン〕
その者を帝都から動かすほど・・・▽
敵は【聖石】の破壊を
望んでいるということか・・・▽
むう・・・▽

フレリアの聖石破壊シーン

ヴェルニの塔

グラド軍が侵攻し、フレリア兵を次々倒す
塔の内部マップに替わり、ケセルダが聖石を破壊

〔ケセルダ〕(右)
はっ!
この石ころが【聖石】ねえ・・・▽
ご大層に祭ってあるわりにゃ
ずいぶんと脆いもんだな▽
見ろよ。
簡単にぶっ壊れちまったぜ。▽
本当にこれでご利益あんのか?
ま どうでもいいがな。▽

フレリア兵が上の1マスへゆっくり移動

〔兵士〕(左)
貴・・・様・・・
なんと・・・いうことを・・・▽
聖石の加護がなくなれば・・・
魔物たちが・・・あふれ・・・▽

〔ケセルダ〕(右)
ん? ああ
一人仕留めそこなってたか。▽
遺言があれば聞いてやるぜ?
フレリアの隊長さんよ。▽

〔兵士〕
おの・・・れ・・・▽

〔ケセルダ〕
それがあんたの人生最後のセリフか。
冴えねえな。▽

じゃ あばよ。▽

マップ戦闘開始。フレリア兵が倒される
セライナが下の1マスへ移動

〔セライナ〕(右)
待て!▽
何をしているケセルダ!
我々の任務は【聖石】の破壊だぞ。▽

ケセルダが現れる

〔ケセルダ〕(左)
わかってるぜ。だからこうして
ぶっ壊したんじゃねえか。▽
ついでにフレリア連中も
片付けとこうってだけさ。▽

〔セライナ〕
抵抗する力のない者まで
手にかけるな!▽
無益に人の命を奪うことなど
陛下は望んでおられない!▽

〔ケセルダ〕
陛下 ねえ・・・▽
あんた
セライナって言ったよな。▽
あの顔色悪いおっさんが
そんなに大切ってわけか?▽

〔セライナ〕
貴様・・・
陛下を侮辱するか!▽

〔ケセルダ〕
おいおい 冗談だ。
そう熱くなんなよ。▽
あんたの見上げた忠誠心は
よーくわかったからよ。▽

フレリア王都の連中が来る前に
ずらかる。行くぜ。▽

〔セライナ〕
・・・・・・▽

再びフレリア城

会話画面 背景・謁見の間

〔ヘイデン〕(左)
なんということだ・・・▽
まさか 我がフレリアの
【聖石】が破壊されようとは・・・▽

帝都にあるというまがまがしい気配・・・
各地でうごめきだした魔物たち・・・▽
そしてグラド皇帝ヴィガルドの侵略・・・
国の守護石である【聖石】の破壊・・・▽

それらが示すものと
グラド帝国の真意はまだわからぬ。▽
だが このまま
手をこまねいておるわけにはいかぬようだ。▽

まずは 我がフレリアと同じく
聖石を持つ国々に警告する必要があろう。▽
ヴィガルドの狙いが聖石ならば▽
ルネスやフレリアのみならず
東方のジャハナ ロストンも危うい。▽
彼らにこの危機を知らせ
共闘を呼びかけるべきであろう。▽

エイリークが現れる

〔エイリーク〕(右)
ですが
信じてもらえるでしょうか?▽

〔ヘイデン〕
うむ・・・▽
たしかに伝令を送ったとて
にわかに信用できる話ではあるまいな。▽

エイリークが消え、ヒーニアスが現れる

〔ヒーニアス〕(右)
父上 私が参りましょう。▽

〔ヘイデン〕
ヒーニアス?▽

〔ヒーニアス〕
フレリアの王子がじきじきに訪問したとあれば
相手も無下にはできぬでしょう。▽
私がジャハナ王国へ赴き 同盟の約定を
とりつけて参りましょう。▽
【聖石】が破壊されたとなれば・・・
領内に魔物たちがあふれ出る危険が高い。▽
このような状況下で 父上が
国を空けるわけにはいきますまい。▽
ならば私が行くべきでしょう。▽

〔ヘイデン〕
むう・・・▽

ヒーニアスが消え、エイリークが現れる

〔エイリーク〕(右)
では 私はロストンへ向かいます。▽

ヘイデンが消え、エフラムが現れる

〔エフラム〕(左)
エイリーク・・・?▽
だめだ お前に
危険な真似をさせるわけには・・・▽

〔エイリーク〕
ご安心ください 兄上。▽
ロストンへは北海を船で渡ればすぐです。
危険はありません。▽

それに 私は誓いました。▽
祖国ルネスを取り戻す日まで
私も兄上のように戦います。▽

〔エフラム〕
・・・わかった。▽

画面暗転

〔エフラム〕(右)
ヘイデン様
俺は西からグラド帝都へ進軍します。▽

〔ヘイデン〕(左)
なんと!
こちらからグラドへ攻め込むというのか?▽

〔エフラム〕
帝都を制圧すれば 戦争は終わります。
【聖石】を守る必要もない。▽
こちらからグラドに攻め入り
一気に帝都まで押し進めば・・・▽

〔ヘイデン〕
じゃが 帝都には皇帝ヴィガルドに
配下の将軍たちが待ち受けておるぞ。▽

〔エフラム〕
それが敵ならば 戦うだけです。▽

〔ヘイデン〕
・・・まったく
そなたの豪胆さは父親ゆずりじゃな。▽

・・・良かろう。
ならばそなたら三人にすべてを託す。▽

ヒーニアスはジャハナ王国へ。▽
エイリークはロストン聖教国へ。▽
そして エフラムはグラド帝都へ。▽
軍資金はそれぞれに用意させよう。
だが兵たちはそう多くは割けぬ。▽
いずれも厳しい道のりに
なるであろうな・・・▽

〔エフラム〕
三人のうち誰かが途中で倒れれば
戦争はグラドに有利になる。▽
しくじるわけにはいかないな。▽

エフラムが消え、ヒーニアスが現れる

〔ヒーニアス〕(右)
この私が行くのだ。
失敗などあるはずがない。▽

ヒーニアスが消え、エイリークが現れる

〔エイリーク〕(右)
私も 必ず
自分の役目を果たします。▽
参りましょう!▽

10000ゴールドを手に入れた

ルート分岐

会話画面 背景・城内広間

〔エイリーク〕(左)
では兄上
行ってまいります。▽

〔エフラム〕(右)
ああ・・・▽

正直に言えば
このままお前を行かせたくはない。▽
お前にはここで 俺の帰りを
待っていて欲しかった。▽

〔エイリーク〕
兄上・・・▽
だ 大丈夫です。
私のことなら心配いりません。▽
ロストンへ向かう私が
三人の中で一番楽な旅になるのですから。▽

それより私は 兄上のことが心配です。▽
グラド帝国と正面から戦うなんて
あまりに危険すぎます・・・▽

〔エフラム〕
なんだ。
俺のことが信じられないか?▽

〔エイリーク〕
そ そんなことはありません。▽
兄上の実力は私がよく知っています。
兄上が誰かに負けるはずがありません。▽

〔エフラム〕
ははっ お前に
そう言われると自信がつくな。▽

俺も 自分の限界は
わきまえてるつもりだ。▽
無理はしないさ。
お前を残して死ぬわけにはいかないからな。▽

〔エイリーク〕
兄上・・・▽

〔エフラム〕
必ず生きて また会おう。▽
約束だ エイリーク。▽

〔エイリーク〕
はい 兄上・・・▽

エイリークとエフラムは
これからそれぞれの道に進みます。
どちらの物語に進みますか?▽

ルート選択
エイリークとロストン聖教国へ
エフラムとグラド帝国へ

ルート選択時
〇〇編でよろしいですか?

エイリークとロストン聖教国へを選んだ場合

カイル・フォルデ生存時

会話画面 背景・城内広間

〔カイル〕(右端)
エイリーク様!▽

フォルデが現れる
〔フォルデ〕(右)
お そろそろ出発ですか?▽

エイリークが現れる
〔エイリーク〕(左)
ええ。▽
カイル フォルデ
私はロストンへ向かいます。▽
兄上のこと
よろしくお願いしますね。▽

〔フォルデ〕
いや それがちょっと
予定が変わっちゃいまして。▽

〔カイル〕
我々はエイリーク様に
お供致します。▽

〔エイリーク〕
え?
で ですが・・・▽

〔カイル〕
エフラム様はフレリア正規軍と
共に出陣されるとのことです。▽

〔フォルデ〕
すいません。エフラム様からの
じきじきのご命令でして▽
自分は心配いらないから
エイリークを守ってやれって・・・▽
これからグラドと戦おうってのに
無茶言いますよね あのお人は。▽

〔エイリーク〕
そ そうです! グラドと戦う
兄上の方がずっと危険なはず・・・▽
私 兄上にそうお話を・・・▽

〔カイル〕
エイリーク様。▽
エフラム様はご自分の身は
心配ないと仰られました。▽
我が主君の御言葉である以上
我々はそれを信じております。▽

〔フォルデ〕
ま そういうことですね。▽
心配いりませんよ
エイリーク様。▽
エフラム様のしぶとさは
俺たちがよく知ってます。▽
いくら死にかけたって
そうそう死にませんって あの人は。▽

〔エイリーク〕
・・・カイル フォルデ▽

わかりました。
ではよろしくお願いします。▽
あなたたちは兄が
信頼するすばらしい二騎士。▽
どうかこれから
私を助けてください。▽

〔カイル〕
承知致しました。▽
祖国ルネスと
エイリーク様の為に!▽

〔フォルデ〕
ま こっちは
のんびりいきましょう。▽
いざって時は俺が
びしっと決めますからね。▽

〔エイリーク〕
ええ。
頼りにしています 二人とも。▽

カイル生存かつフォルデロスト時

〔カイル〕(右)
エイリーク様!▽
ご出発なさるのですか?▽

エイリークが現れる
〔エイリーク〕(?)
ええ カイル▽
私はこれから
ロストンへ向かいます。▽
兄上のこと
よろしくお願いしますね。▽

〔カイル〕
いえ そのことですが▽
私はエイリーク様に
お供致します。▽

〔エイリーク〕
え?
で ですが・・・▽

〔カイル〕
エフラム様はフレリア正規軍と
共に出陣されるとのことです。▽
私はエイリーク様をお守りするよう
命令を受けております。▽

〔エイリーク〕
そんな。グラドと戦う
兄上の方がずっと危険なはず・・・▽
私 兄上にそうお話を・・・▽

〔カイル〕
エイリーク様。▽
エフラム様はご自分の身は
心配ないと仰られました。▽
我が主君の御言葉である以上
私はそれを信じております。▽

〔エイリーク〕
・・・カイル▽

わかりました。
では 私も信じます。▽
カイル あなたは兄が
信頼するすばらしい騎士。▽
どうかこれから
私を助けてください。▽

〔カイル〕
承知致しました。▽
祖国ルネスと
エイリーク様の為に!▽

フォルデ生存かつカイルロスト時

〔フォルデ〕(右)
あれ エイリーク様
そろそろ出発ですか?▽

エイリークが現れる
〔エイリーク〕(左)
ええ フォルデ。▽
私はこれから
ロストンへ向かいます。▽
兄上のこと
よろしくお願いしますね。▽

〔フォルデ〕
いや それがちょっと
予定が変わっちゃいまして。▽
俺も エイリーク様に
ついてこうかなあ とか。▽

〔エイリーク〕
え?
で ですが・・・▽

〔フォルデ〕
すいません。エフラム様からの
じきじきのご命令でして。▽
自分は心配いらないから
エイリークを守ってやれって・・・▽
これからグラドと戦おうってのに
無茶言いますよね あのお人は。▽

〔エイリーク〕
そ そうです! グラドと戦う
兄上の方がずっと危険なはず・・・▽
私 兄上にそうお話を・・・▽

〔フォルデ〕
心配いりませんよ
エイリーク様。▽
エフラム様のしぶとさは
俺たちがよく知ってます。▽
いくら死にかけたって
そうそう死にませんって あのお人は。▽
俺たちほどじゃないですけど
フレリア正規軍も一緒ですしね。▽

〔エイリーク〕
・・・フォルデ▽

わかりました。
ではよろしくお願いします。▽
あなたは兄が
信頼するすばらしい騎士。▽
どうかこれから
私を助けてください。▽

〔フォルデ〕
ま こっちは
のんびりいきましょう。▽
いざって時は俺が
びしっと決めますからね。▽

〔エイリーク〕
ええ。
頼りにしています フォルデ。▽

※カイル、フォルデ共に5章外伝でロストした場合は会話なし

エフラムとグラド帝国へを選んだ場合

〔ゼト〕(右)
エフラム様。▽

エフラムが現れる
〔エフラム〕(左)
ゼトか。
俺はそろそろ出発する。▽
エイリークのことは
お前に任せたぞ。▽

〔ゼト〕
いえ その件に関してですが・・・▽
我々はエフラム様に
同行させていただきます。▽

〔エフラム〕
何?▽
エイリークは?▽

〔ゼト〕
エイリーク様は フレリアの護衛を
伴って出発すると仰られました。▽
使者の船旅ですから
あまり大人数は必要ないと・・・▽

〔エフラム〕
だが
万一のことがある。▽
ゼト 俺なら心配ない。
エイリークの護衛についてくれ。▽

〔ゼト〕
エフラム様 これは
エイリーク様のご希望でもあります。▽
前線で戦うことになる兄のために
どうか力になって欲しい・・・▽
エイリーク様は 一人一人に
そう言って頭を下げられました。▽
旅の途中で参入した者たちも
皆 心を動かされたようです。▽

〔エフラム〕
エイリークのやつ・・・▽
わかった。
では全員俺についてきてくれ。▽
そのかわり こちらは
楽な行軍ではない。▽
命が惜しくない者だけ
志願してくれ。▽

〔ゼト〕
では そのように伝えます。▽
ですが おそらく
脱落者は出ないかと。▽
皆 勇んで
出発の準備をしております。▽

検索

最新記事

カスタムアーカイブ

Translate

QooQ