10章A カルチノの内乱──聖魔の光石・会話集

2021年10月17日日曜日

会話集 会話集-聖魔の光石

ナレーション

カルチノ共和国はフレリアを裏切り
グラドに寝返った。▽
カルチノを通ってジャハナに向かおうとした
フレリア王子ヒー二アスは▽
カルチノ軍に進路も退路も断たれ
絶望的な状況にあるという・・・▽
エイリークたちは
ヒーニアス王子の救援に向かった。▽

オープニング1  グラド城

グラド城
城内マップへ替わる

〔ヴィガルド〕(左)
グラド帝国将軍
【日長石】のグレン・・・▽

〔グレン〕(右)
はっ・・・▽

〔ヴィガルド〕
任務を与える。▽
隣国カルチノを騒がす
賊軍エイリークを討伐せよ。▽

〔グレン〕
エイリーク・・・▽
あのルネスの王女ですか?▽

〔ヴィガルド〕
エイリークはカルチノに侵略し
キリス市街で市民たちを虐殺・・・▽
そのまま南へと逃亡した。▽
グレン。お前が行くのだ。
カルチノの民に災いをなす賊を討て。▽

〔グレン〕
・・・承知しました 陛下。▽

画面暗転。グレン退室。謁見の間の外で待機していたクーガーにグレンが隣接
会話画面 グラド城内広間

〔グレン〕(左)
・・・・・・▽

〔クーガー〕(右)
兄貴 陛下はなんと?▽

〔グレン〕
ルネス王女エイリークを
討伐せよとの命が下った。▽
クーガー 今回はお前は帝都に残れ。
今回の任務は私だけでいい。▽

〔クーガー〕
兄貴がそう言うのなら・・・従うが。▽
どうしたんだ?
いつもより浮かない顔に見えるぞ。▽
すでに滅んだルネスの王女などに
兄貴が気後れするとは思えないが?▽

〔グレン〕
・・・ふ
やはり弟のお前はだませないか。▽
そのとおりだ。
どうも今回の任務は気が重い。▽

〔クーガー〕
兄貴は そのルネス王女を
知っているのか?▽

〔グレン〕
ああ。かつて我らグラド帝国と
ルネス王国に親交があった頃・・・▽
私は一度だけ彼女と・・・
エイリークと会ったことがあるのだ。▽
短い話をしただけだったが・・・
とても優しい人柄だと感じられた。▽
私には王女エイリークが
悪い人間だとはどうしても思えない。▽

〔クーガー〕
・・・兄貴。▽
だが陛下が命じられたのならば・・・▽

〔グレン〕
そうだな・・・クーガー。
そのとおりだ。▽
陛下のお言葉に偽りなどあろうはずがない。▽
我らは帝国の将。
ただ主命を果たすのみ・・・だ。▽
あのエイリーク王女の心が
昔のままであれば・・・▽

一瞬マップ画面になり、ヴァルターがくる

〔ヴァルター〕(右)
ふぬけた台詞だなグレン?▽
貴様ら三騎がそんなだから
我々が苦労させられる。▽
女をやれる任務だ。なんなら
私が代わってやりたいくらいだ。▽

〔グレン〕(左)
!▽
ヴァルター・・・貴様か。▽

〔ヴァルター〕
おやおや 仲間に
その態度は何だ?▽
今の私は帝国将軍の一人
お前と立場は同格なのだぞ?▽

〔グレン〕
貴様は 民間人への虐待行為で
軍より追放を命じられたはずだ。▽
なぜまたグラドに舞い戻ってこれたのだ?▽

〔ヴァルター〕
親愛なる陛下が 私の力が
必要だと仰せになられたのだよ。▽
まったく 陛下には
感謝してもしきれんよ。▽
デュッセル セライナ
そしてお前・・・▽
今の帝国三騎は
いかにも頼りない。▽
その穴を 我々が
埋めてやろうというわけだ。▽
私に感謝しろグレン?▽

〔クーガー〕(左端)
ヴァルター!
それ以上 兄貴を侮辱する気なら・・・▽

〔ヴァルター〕
ほう クーガーよ
どうするというのだ?▽
ここで私と戦うか?
陛下の命に背いて私闘でも始めるか?▽

〔クーガー〕
・・・・・・▽

〔グレン〕
よせ クーガー。▽
我らは帝国の将だ。
陛下の命には従おう。▽
だがヴァルター
私は貴様の罪を許しはしない。▽

〔ヴァルター〕
ふん・・・▽

オープニング2 ヒーニアス

マップ画面。砦内にヒーニアスたちが立てこもっている
会話画面 背景・砦内

〔ジスト〕(右)
ヒーニアス王子。
どうだ? まだやれそうか?▽

〔ヒーニアス〕(左)
ふん・・・当然だ。
これしきの戦いで音をあげるものか。▽
傭兵・・・きみの方こそ
よく逃げ出さずにいたものだな。▽

〔ジスト〕
なに 俺はジスト傭兵団の
リーダーだからな▽
雇い主より先にへばっちまったら
仲間に怒鳴られちまうぜ。▽
で・・・
これからどうする?

〔ヒーニアス〕
敵は相変わらず
我々を包囲している。▽
うかつにここを
出るわけにはいかんな・・・▽

伝令が私の危機を
知らせに行ってくれたが・・・▽
天馬の翼でも
フレリア本国までは数日かかる。▽
期待はできんな。▽

〔ジスト〕
生き残りたけりゃ
腹を決めるしかねえってことか。▽
それとも・・・いっそここらで
あきらめて楽になるか?▽

〔ヒーニアス〕
あきらめる・・・?▽
馬鹿な。私はフレリア王子だ。
そのような弱者の言葉は知らぬ。▽
私は世界の命運を背負って
ここに来ているのだ▽
たとえはってでも・・・
ジャハナへたどり着いてみせる。▽

〔ジスト〕
そうかい 安心したぜ。▽
リーダーのあんたがその意気なら
俺たちはまだ生きてられそうだ・・・▽

〔テティス〕(右端)
ねえ隊長 王子様▽

〔ジスト〕
どうしたテティス?▽

〔テティス〕
悪い知らせと・・・
もっと悪い知らせがあるんだけど。▽

〔ジスト〕
悪い方は?▽

〔テティス〕
もう予備の武器がなくなったわ。
隊長たちが持ってるので最後。▽
それが尽きたらもう
どうしようもないわね・・・▽

〔ジスト〕
そいつは弱ったな・・・。
で もっと悪い方は?▽

〔テティス〕
あいつら動き出したわ。
また攻撃を仕掛けてくる。▽
今度は今までのと違って
大掛かりな感じみたいよ・・・▽

〔ヒーニアス〕
・・・・・・▽
ジスト テティス
君たちをここで解雇する。▽
あとは投降するなり
逃げるなり好きにしろ。▽

〔ジスト〕
何?▽

〔ヒーニアス〕
連中の狙いは私だ。▽
君たちが武器を捨てて出て行けば
死ぬことはなかろう。▽
これからの戦い
君たちでは足手まといだ。▽
しょせん薄汚い傭兵・・・
いつ私を裏切るかもしれんからな。▽

〔テティス〕
ちょっと王子!
それはないんじゃない?▽

〔ジスト〕
待てテティス。▽
で 王子。
自分はどうする気なんだ?▽

〔ヒーニアス〕
私は独力で脱出を図る▽
南から突破し
そのまま山中に身を隠すつもりだ。▽

〔ジスト〕
だが 簡単にはいかねえぜ。
何か策でもあるのか?▽

〔ヒーニアス〕
君たちには教えられんな。
いつ私を売るか知れたものではない。▽
さあ どこへなりと消えるがいい。
私は自分一人で行く。▽

〔ジスト〕
俺たちを巻き添えにしないように・・・か?▽
死ぬのは自分一人でいいってわけかい?▽

〔ヒーニアス〕
・・・・・・▽
馬鹿な。私は死ぬつもりなどない。▽
だが助かる可能性が
低いことは認めねばならん。▽
私はフレリア王子だ。
君たち庶民とは違う。▽
高貴なる身分の者は それに
ふさわしい責務を負わねばならん。▽

〔ジスト〕
・・・・・・▽

〔ヒーニアス〕
何をしている。早く行くがいい。▽

〔ジスト〕
・・・やれやれ。▽
俺は 昔っから
そういうのに弱くてな・・・▽
そう言われちまったら
見捨てて逃げるわけにはいかねえよ。▽

俺もあんたとやるぜ。
最後までな。▽

〔ヒーニアス〕
な・・・
何を言っている!▽
雇い主の命令が
聞けぬというのか?▽

〔ジスト〕
テティス
お前は降伏しな。▽
ユアンやマリカには
よろしく言っといてくれ。▽

〔テティス〕
馬鹿言わないで。
私も残るわ。▽
男ばっかりで勝手に
盛り上がらないでちょうだい。▽
もう解雇されちゃったんだから
逃げろなんて命令はきかないわよ。▽

〔ヒーニアス〕
な・・・・・・▽
きみたちは
それでも傭兵か・・・?▽
傭兵は割に合わぬ戦いなど
せぬものだろう。▽

〔ジスト〕
ははっ 違いねえ。
俺たちは傭兵失格だな。▽
まあとにかく考えてみようぜ。
全員が助かるための策をな。▽
あんたは名うての策士だ。
そう簡単にはやられねえだろ。▽
命令をくれよ 王子。
俺たちはあんたに従うぜ。▽

〔ヒーニアス〕
・・・・・・
ふん 良かろう。▽
ならばその命 私が預かったぞ。▽

〔テティス〕
あ・・・
ねえ 王子。▽
もし万が一
助けが来るとしたら・・・▽
どっちから来るのかしら?▽

〔ヒーニアス〕
・・・北だ。
だがその望みはまずない。▽
フレリア軍の増援が来るまで
最低でもあと・・・▽

〔テティス〕
いい知らせか・・・
悪い知らせかわからないんだけどね。▽

見て。あの北の山道・・・▽
あそこから誰か来るわ。▽

オープニング3 エイリーク

マップ画面左上からエイリークたちが現れる
会話画面 背景・山のある平野

〔エイリーク〕(左)
ヒーニアス王子!▽

〔ゼト〕(右)
エイリーク様。王子の隊は現在
カルチノ側の傭兵に包囲されているようです。▽
戦況はかなりの劣勢 あの状態では
長期の防衛は難しいでしょう。▽

〔エイリーク〕
ええ 急ぎましょう!▽

戦闘

自軍フェイズ1ターン目終了時

〔パブロ〕(左)
ぐふふ・・・▽
邪魔なクリムトを始末するつもりが
思わぬおまけがついてきたものじゃ▽
フレリア王子ヒーニアスの首・・・
グラドへのみやげには申し分ないわい。▽

兵士が現れる
〔兵士〕(右)
パブロ様 ヒーニアス王子率いる
敵軍は山砦に逃れたようです。▽
我々はこのまま王子を仕留めれば
よろしいので?▽

〔パブロ〕
うむ まずはヒーニアス王子の
首をとるのじゃ。▽
どこぞに隠れておるクリムトは
その後でじっくり料理してやればよい。▽
ぐふふふふふ・・・▽

マップ画面のパプロが待機する左マスでカーソルが点滅
会話画面 背景・豪華な客間

〔男性〕(右)
クリムト様▽
パブロの私兵たちは
砦へ向かいました。▽
ヒーニアス王子の軍を
追撃するつもりのようです。▽

〔クリムト〕(左)
パブロめ なんという暴挙を・・・▽

ここでヒーニアス王子が
亡くなられるようなことがあれば▽
もはやカルチノとフレリアとの関係は
断たれたも同じ・・・▽
我らカルチノは
グラドの属国と化す他なくなる・・・▽
なんとか ヒーニアス王子を
お助けせねば・・・▽

〔男性〕
お お待ちくださいクリムト様!▽
パブロはクリムト様のお命をも
狙っています。今出て行けば・・・▽

〔クリムト〕
くっ・・・▽
ヒーニアス王子
どうかご無事であってくだされ・・・▽

ヒーニアスと会話した自軍ターン終了後
〔兵士〕(右)
おい 出番だぞ!▽
俺たちと違って
高い報酬もらってるんだ!▽
その分の働きはしてもらうぞ!▽

〔マリカ〕(左)
わかってる。▽
・・・どっちを斬ればいい?▽

〔兵士〕
あ あっちだ! あのフレリアの連中!▽
間違えて俺たちに斬りかかるなよ!▽

〔マリカ〕
気をつける。▽
それじゃ 行くから。▽
マリカが消える

〔兵士〕
ふう・・・噂どおりだな。
ジスト傭兵団【緋閃】のマリカ・・・▽
すげえ美人だが
近づきたくねえ女だ・・・▽

話す エイリーク→ヒーニアス

〔エイリーク〕(左)
ヒーニアス王子!
ご無事ですか?▽

〔ヒーニアス〕(右)
エイリーク・・・きみなのか!?▽

〔エイリーク〕
救援にきました。
私たちが敵を退けます。▽
王子は疲れておられるはず
今は後方で休んでいてください。▽

〔ヒーニアス〕
それは容認できない。▽
女性の君に守られて逃げ隠れるなど・・・▽
我々が敵と戦う。
君たちは援護をしてくれればいい。▽

〔エイリーク〕
は はい・・・わかりました。
では共に参りましょう。▽

〔ヒーニアス〕
・・・待て エイリーク。▽

〔エイリーク〕
王子?▽

〔ヒーニアス〕
一応 礼を言っておこう。▽
ルネス王女である君が
私を助けに来てくれたこと・・・▽
・・・感謝する。▽
ヒーニアスが中立軍から自軍ユニットに変化

話す ターナ→ヒーニアス

ターナが上下に揺れる
〔ターナ〕(左)
お兄さま!▽

〔ヒーニアス〕(右)
ターナ・・・!?▽
な なぜ
お前がこんなところにいるのだ!?▽

〔ターナ〕
わたし エイリークたちについてきたの。▽
お兄さま 待ってて。
今ターナがお兄さまを守ってあげる。▽

〔ヒーニアス〕
馬鹿な真似はよせ ターナ。
お前は早く王宮に戻るのだ。▽

ターナが後ろに下がる
〔ターナ〕
いや!▽
エイリークもエフラムも
お兄さまもみんながんばってる・・・▽
だから わたしも何か
できることをしたいの。▽

〔ヒーニアス〕
ターナ・・・▽
・・・説教は後にとっておこう。
まずはエイリークたちと合流するぞ。▽

ターナが前に出る
〔ターナ〕
お兄さま!▽
ヒーニアスが中立軍から自軍ユニットに変化

話す ヒーニアス→ジスト

〔ヒーニアス〕(左)
ジスト 救援が来てくれた。▽

〔ジスト〕(右)
そりゃ良かった。
諦めずに粘ってみるもんだな?▽

〔ヒーニアス〕
君のおかげだ。感謝する。▽

〔ジスト〕
だが まだ気を
抜かない方がいいぜ 王子。▽
敵はまだ残ってる。
ここでしくじっちゃ何にもならねえ。▽

〔ヒーニアス〕
ああ わかっている。
行こう。▽
ジストが中立軍から自軍ユニットに変化

話す ヒーニアス→テティス

〔ヒーニアス〕(左)
テティス 救援が来てくれた。▽

〔テティス〕(右)
へえ・・・神さまっているものね。▽
今まで信じてなかったけど
たまにはお祈りしてみようかしら。▽

〔ヒーニアス〕
神は関係ない。▽
行くぞ 彼らと合流する。▽
ヒーニアスが消える

〔テティス〕
変わった王子さま・・・▽
テティスが中立軍から自軍ユニットに変化

話す ジスト→テティス

〔ジスト〕
よう テティス。
天の助けが来てくれたようだぜ。▽

〔テティス〕
へえ・・・神さまっているものね。▽
今まで信じてなかったけど
たまにはお祈りしてみようかしら。▽

〔ジスト〕
お祈り?
そりゃいいが 何を願うんだ?▽

〔テティス〕
ふふ・・・ないしょ。▽
テティスが中立軍から自軍ユニットに変化

話す テティス→ジスト

〔テティス〕(左)
ねえ 隊長。▽
良い知らせと
もっといい知らせがあるんだけど。▽

〔ジスト〕(右)
ん?
良い知らせは?▽

〔テティス〕
私たちジスト傭兵団の中にね・・・▽
隊長のこと好きな女が 二人いるわ。▽

〔ジスト〕
はあ? なんだそりゃ
占いかなんかか?▽
で もっと良い知らせは?▽

〔テティス〕
助けが来たわ。
これで私たちなんとかなりそうよ。▽
ジストが中立軍から自軍ユニットに変化

話す ジスト→マリカ

〔ジスト〕(左)
お前 マリカ・・・!?▽

〔マリカ〕(右)
隊長。▽

〔ジスト〕
参ったな・・・
ギルドの方で手違いがあったみてえだ。▽

普通はこういうことにならねえように
気をつかってもらうんだが・・・▽
よりによって同じ傭兵団の団員が
敵味方でぶち当たっちまうとはな。▽

〔マリカ〕
どうしたらいい?▽

〔ジスト〕
ん? そうだな・・・▽
傭兵団としちゃ 人情より依頼が第一だ。
お前の好きなように決めていいぜ。▽
ここで俺とやりあうってのも一つの手だ。▽
できれば退いてくれるとありがたいが▽
依頼人を裏切っちゃ
お前の名に傷がつくしな。▽

〔マリカ〕
隊長は?▽
どうしたら嬉しい?▽

〔ジスト〕
そりゃまあ 俺にとっちゃ
こっちについてもらうのがありがたいが。▽

〔マリカ〕
じゃあ寝返る。▽

〔ジスト〕
お おいおい・・・▽
いいのかそんな簡単に?
お前の評判が落ちるかもしれないんだぜ?▽

〔マリカ〕
いい。
マリカが敵軍から自軍ユニットに変化

民家訪問1

◇民家(上)
〔女性〕(左)
長老パブロは商売で得た
巨万の富をもとに兵を組織し▽
このカルチノを力で
牛耳ろうとしています・・・▽
ああ どうかクリムト様と
私たちをお助けください・・・▽

民家訪問2

民家(左)
〔男性〕(左)
おれたちの国
カルチノ共和国には王がいない。▽
かわりに長老たちが集まって
国のことを決めてるんだ。▽
よその古臭い王制なんかと違って
これはすごいことなんだぜ。▽
庶民の俺たちだって長老になれば
国を動かせるんだからな。▽
けどそのせいで 今
カルチノは大変なんだよ・・・▽

民家訪問3

民家(右下)
〔男性〕(左)
フレリア王子ヒーニアス様は
かなりの策略家って噂だ。▽
ルネスをあっさり落としたグラド帝国が
フレリアをいまだ攻め切れないのは▽
ヒーニアス王子があちこちに密偵を放って
常にグラドの動きを察知してるかららしい。▽
そのくせ フレリアに潜入してくる
他国の密偵は徹底的に暴き出して・・・▽
敵側には一切
情報をもらさないんだとさ。▽
俺は会ったことないけど・・・
敵に回したくない感じだよな?▽

敵将パブロ

パブロ初戦
〔パブロ〕(左)
今のグラドにかなう者など
どこにもおらん・・・▽
強いものにすり寄るのは
当然のことじゃ。▽
わしは正しい
決断をしたのじゃ!▽

対ヒーニアス
〔パブロ〕(左)
ひい・・・!?▽
あ あなたは・・・
ヒーニアス王子!▽

〔ヒーニアス〕(右)
・・・カルチノの長老だな。▽
私を陥れた罪が
いかに高くつくか・・・▽
その身をもって
知るがいい。▽

パブロ撃破
〔パブロ〕(左)
ぐふっ・・・い いかん。

これだけの富を抱えて死ぬのは
あまりに勿体ない・・・

て 撤退じゃ!
傭兵ども わしを守れ!

クリア後

マップ画面左下からヴァルターとドラゴンナイト2体が出現
会話画面 背景・山のある平野

〔ヴァルター〕(左)
・・・見つけたぞ エイリーク。▽
報告通り なかなか腕が立つようだな。
楽しめそうだ。▽
いいぞ
強い女は私好みだ。▽

兵士現れる
〔兵士〕(左端)
仕掛けますか ヴァルター将軍?▽

〔ヴァルター〕
いや 楽しみは後にとっておこう。▽
今しばらく このまま泳がせる。
行くぞ。▽

マップ画面。ヴァルターとドラゴンナイト2体が飛び去る
制圧した城門にカーソルが点滅

〔エイリーク〕(右)
ヒーニアス王子 ご無事ですか?▽

〔ヒーニアス〕(左)
エイリーク・・・
すまない 迷惑をかけてしまった。▽

〔エイリーク〕
いいえ そのような。▽

〔クリムト〕(吹き出しのみ)
おおヒーニアス王子!
ご無事でしたか!▽

エイリークが左に移動し、クリムトが現れる

〔エイリーク〕(左端)
あなたは?▽

〔クリムト〕(右)
おお 申し遅れました。▽
私はカルチノを治める長老の一人
クリムトと申すもの。▽

〔エイリーク〕
カルチノの長老・・・!▽

〔ヒーニアス〕
では貴様も私の命を・・・▽

クリムトが上下に揺れる
〔クリムト〕
お お待ちくだされ・・・!▽
私は貴方がたと
敵対するつもりなどありません。▽
私も貴方がたと同じく
パブロに命を狙われているのですから・・・▽

〔エイリーク〕
どういうことですか?

クリムトが前に出る
〔クリムト〕
お恥ずかしい話ですが・・・
カルチノは今 二つに割れております。▽
ご存知の通りカルチノは王をもたず▽
我々長老たちの合議によって
まつりごとを行う国・・・▽
その合議が決裂し 今は泥沼のような
内紛が繰り返されておるのです・・・▽

〔エイリーク〕
内紛・・・▽
では カルチノ自体が
フレリアを裏切ったわけではないと?▽

〔クリムト〕
はい。我々穏健派はフレリアとの同盟を重んじ
今まで通りの友好関係を望んでおります。▽
しかしパブロを始めとする一部の長老たちは
フレリアを裏切り グラドにつくべきだと・・・▽

パブロは金銭で我々を懐柔できぬと知ると
なんと我々主流派の暗殺まで始めたのです。▽
命を狙われ 身を守る兵ももたぬ我々は
今まで地下に身をひそめておりました・・・▽
貴方がたが来られなければ
今頃私の命もどうなっていたことか・・・▽

〔ヒーニアス〕
確かに 私が到着する前・・・▽
敵軍はこのあたりで
何かを探しているようだった。▽
それが貴方だったということか。▽

〔クリムト〕
パブロは今や議会を乗っ取り
我々は身を潜めることしかできません。▽
しかしながら カルチノの長老すべてが
グラド帝国に寝返ったわけではない・・・▽
それだけはどうか貴国に
ご理解いただきたいのです。▽

〔ヒーニアス〕
・・・なるほど。▽

〔エイリーク〕
クリムト殿・・・
あなたのお気持ちはよくわかりました。▽
カルチノすべてが敵ではないと聞き
私も安心しました。▽

〔クリムト〕
私は今すぐフレリアへ向かい
王に事の次第を報告させていただきます。▽
貴方がたも一度フレリアへ
お戻りになられた方がよろしいかと。▽
パブロは金にあかせて
大勢の傭兵を雇っています。▽
またすぐに追っ手を
差し向けて来るでしょう・・・▽

ジストとテティス生存時の追加会話

会話画面 背景・廊下

〔ジスト〕(左)
ヒーニアス王子。▽
俺とテティスもあんたに
ついてくぜ。構わねえよな?▽

〔ヒーニアス〕(右)
ああ そうしてもらえれば
ありがたい。▽
こちらから 改めて倍額で
契約を結ばせてもらおう。▽
君たちがいてくれなければ
あの場を切り抜けることはできなかった。▽
ジスト テティス。
ありがとう。心から礼を言う。▽

〔テティス〕(左端)
ねえ 王子様。▽
・・・さっきの戦いで
頭をひどくぶつけたりした?▽

〔ヒーニアス〕
・・・失礼な。私とて
人に頭を下げることくらいある。▽
どうかこれからも護衛を頼みたい。▽

〔エイリーク〕(右端)
私からもお願いします。▽

〔ジスト〕
ああ 引き受けたぜ。
こちらこそよろしく頼む。▽

テティス生存時

会話画面 背景・村
〔ユアン〕(左)
あ お姉ちゃんみつけた。▽

〔テティス〕(右)
ユアン・・・!?▽
ちょっと
どうしてこんなところにいるの?▽
いつもの酒場に 良い子で
待ってなさいって言ったでしょう?▽

〔ユアン〕
だってさ。お姉ちゃん
いつもいなくなっちゃうんだもん。▽
ずるいよ。
僕だってあちこち冒険したいのにさ。▽

〔テティス〕
もう この子ってば・・・▽
お姉ちゃんはね
遊びにきてるんじゃないのよ?▽

〔ユアン〕
知ってるよ。▽
だから僕
お姉ちゃんを助けにきたんだ。▽

僕 役に立つよ。▽
この前 お師匠さまから
やっと魔法教えてもらったんだ。▽
見ててよ。▽

〔テティス〕
こ こら よしなさい。▽
こんなところで魔法なんか
使っちゃダメ!▽

〔ユアン〕
じゃあ 悪い奴が出たら
僕のこと呼んでよ。▽
僕がお姉ちゃんのこと
守ってあげる。▽
だから僕もいっしょに連れてって。▽

〔テティス〕
もう・・・しょうがないわね。▽
隊長とエイリーク様たちには
私から頼んどいてあげるわ。▽
そのかわり 勝手に
うろうろしちゃだめよ?▽

〔ユアン〕
やった!▽

共通会話

会話画面
ジストとテティス生存時 背景・山のある平野
ジストかテティス死亡時 背景・村

〔ゼト〕(右)
エイリーク様 ヒーニアス様▽
あの者の言うとおり
一度フレリアへ帰還すべきです。▽
このままカルチノを進むのは
危険が大きいかと。▽

〔ヒーニアス〕(左端)
無論 危険は承知している。▽
だが 私がジャハナへ向かうには
このカルチノを通る他ない。▽
急がねば 諸国は次々に
グラド帝国の手に落ちてしまうだろう。▽

〔エイリーク〕(左)
確かに・・・▽
私も海路がない以上 ロストンへ
向かうにはカルチノを通り▽
ジャハナを経由するしかありません。▽
しかし このまま進めば
またカルチノ傭兵の襲撃に・・・▽

ゼトが消え、ユアン現れる

〔ユアン〕(右)
ねえねえ 僕知ってるよ。▽
あっちの山を越えてジャハナへ行く方法。▽
僕が案内してあげようか?▽

〔エイリーク〕
あなたは?▽

テティス生存時、テティスが現れる
〔テティス〕(右端)
こ こらユアンったら▽
駄目でしょ 勝手に
大人の話に入ってきちゃ。▽
ごめんなさいね
弟が迷惑をかけちゃって。▽
ほらユアン 行くわよ。▽

テティス死亡時
〔ユアン〕
僕 ユアン。▽
ねえ お姉さんたち
冒険の旅をしてるんでしょ?▽
僕もいっしょに連れてって。
僕 魔法使いだから役に立つよ。▽

〔ヒーニアス〕
・・・魔法使い?
まだ子供ではないか。▽
我々は今忙しいのだ。
さっさと出て行け。▽

ユアンが上下に揺れる
〔ユアン〕
やだやだ 僕もいく!▽

〔エイリーク〕
あ 待ってください。▽
本当に 山道をご存知なのですか?▽

〔ユアン〕
うん そうだよ。▽
あの山のてっぺんに
ポカラっていう里があってさ。▽
僕のお師匠さまはね
その里に住んでるんだ。▽
だからお師匠さまに言えば
案内してもらえるよ きっと。▽

〔ヒーニアス〕
師の名は?▽

〔ユアン〕
僕のお師匠さまはね
サレフっていうんだ。▽

〔ヒーニアス〕
サレフ・・・▽
以前 我が国の密偵から入る
情報にそんな名があったな。▽
卓越した魔道士で・・・過去に
人々を賊や魔物から救ったことがある。▽
ポカラなる辺境の里の
生まれだと聞く・・・▽

〔エイリーク〕
では・・・?▽

〔ヒーニアス〕
ああ。この子供はともかく
サレフという男は信用できそうだ。▽

〔エイリーク〕
ではユアン そのお師匠様に
会わせていただけますか?▽

テティス生存時の追加台詞
〔テティス〕
ユアン ちゃんとできる?▽

ユアンが上下に揺れる
〔ユアン〕
うん もちろん!▽
じゃあみんな 遅れずに
僕についてきてね!▽

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