17章A 決別の大河──聖魔の光石・会話集

2021年10月24日日曜日

会話集 会話集-聖魔の光石

ナレーション

封印を解いた【聖石】は
眩いばかりの輝きを放っていた。▽
それは魔に対抗し得る唯一の光。
そして人々に残された希望の光。▽
だが魔の狙いは、聖石の破壊・・・▽
聖石を手にすることは
魔を呼び寄せることに他ならない。▽
そして エイリークたちの前に
懐かしい友の姿が現れた・・・▽

オープニング1 回想

二年前

会話画面 背景・謁見の間

〔エフラム〕(左端)
【聖石】の力で 誰かを治す・・・?▽
リオン。本当に
そんなことができるのか?▽

〔リオン〕(右)
うん・・・今は
まだ研究の途中だけど▽
でも【聖石】に 特別な力が
あることは間違いないんだ。▽
特にグラドの【聖石】は
聖と魔の融合した形だから▽
僕たちの使う闇魔道とも
相性が良いはずなんだ。▽

だから がんばって
研究を進めていけば・・・▽
そしたら 父上のご病気も
治せるかもしれない。▽
それに もっとたくさんの人たちも
助けられるかもしれない。▽

〔エイリーク〕(左)
でも 良いのですか?▽
【聖石】の力は決して
用いてはならないもの・・・▽
ルネスでは 私たちは
父上からそう教わっていました。▽

〔リオン〕
うん・・・
マクレガー司祭は反対してる。▽
だから今はまだ
【聖石】は封印したままで・・・▽
その周囲にあふれる力だけを
使おうと思ってるんだ。▽
【聖石】の力に比べたら
ずっと弱いものだけど・・・▽
それでも研究を続ければ
いつかきっと・・・▽

〔エフラム〕
【聖石】の魔道研究か・・・▽

〔リオン〕
エフラム エイリーク
二人はどう思う?▽
神聖なる【聖石】の力を
利用しようなんて・・・▽
やっぱり
よくないことなのかな。▽

〔エフラム〕
・・・俺は魔道のことは
さっぱりわからないからな。▽
だから お前の助けには
なってやれないかもしれない。▽

けどリオン▽
お前が今まで どれだけ
誰かを救いたいと頑張ってきたか▽
自分のことを放ってまで
誰かを幸せにしたいと願ってきたか▽
そのことは
よく知ってるつもりだ。▽

〔リオン〕
エフラム・・・▽

〔エフラム〕
お前が 【聖石】の力で
みんなを救いたいと思うのなら▽
やってみればいいさ。
俺は応援するぞ。▽

〔エイリーク〕
そうですね。
私もそう思います。▽
リオンはお父上のご病気を治すために
毎日夜遅くまで書庫にこもってました。▽

【聖石】の力は
私利私欲に用いてはならないもの・・・▽
でもリオンなら
きっと大丈夫です。▽
あなたは 誰より優しい人ですから。▽

〔リオン〕
ありがとう 二人とも・・・▽
エフラムやエイリークに
そう言ってもらえて・・・うれしいな。▽

実はね・・・これはまだ
公にされてないんだけど▽
僕たちの研究で・・・
救うことができた人がいるんだ。▽

〔エフラム〕
本当なのか?▽

〔リオン〕
うん・・・▽
この間 セレフィユの街で
火の手が上がって・・・▽
小さな女の子が
一人逃げ遅れたんだ。▽
ひどい火傷で 聖杖でも
手の施しようがなかったけど・・・▽
でも 【聖石】の力と
僕たちの進めてた研究で・・・▽
なんとか命を
救うことができたんだ。▽
女の子もお母さんも・・・
すごく僕に感謝してくれて。▽

〔エフラム〕
成功したのか。
やっぱりお前はすごいな。▽
良かったな リオン。▽

〔リオン〕
うん・・・まだまだ
やらなきゃいけないことは多いけど。▽

でも僕 うれしいんだ。▽
僕なんかでも
誰かの役に立てる・・・▽
この闇魔道で
誰かを助けることができる・・・▽
そう思えたから。▽

〔エイリーク〕
リオン・・・▽

〔リオン〕
研究を進めれば もっともっと
いろんなことができると思うんだ。▽
闇魔道はまだまだ
未知の部分が多いから。▽
傷を治すだけじゃなくて
疫病が流行るのを防いだり・・・▽
未来を予知して災いをさけたり
人や物を一瞬で遠くへ移したり・・・▽

〔エイリーク〕
でもリオン。
無理をしすぎては駄目ですよ。▽
みんなを助けようとして
あなたが倒れてしまったら・・・▽

〔リオン〕
あ・・・そうだね。
ごめん・・・▽

〔エフラム〕
リオンはお人好しな
ところがあるからな。▽
どうせ研究研究でろくに
休んでないんじゃないのか。▽

よし。今日は
久しぶりに街に行こう。▽
お前も一緒だからな
リオン。▽

〔リオン〕
え?▽
でも エフラムは
歴史の書物がまだ・・・▽

〔エフラム〕
今日は休みだ。
さあ行くぞ。▽

〔リオン〕
わっ エフラム・・・▽

〔エイリーク〕
今日だけは
私も黙っておきます。▽
三人で街に遊びに行ったら
きっと楽しいでしょうね。▽

〔リオン〕
エフラム エイリーク・・・▽
二人とも ありがとう。▽
僕 二人と
友達でよかった・・・▽

オープニング2 エイリーク

会話画面 背景・水たまりのある平野

〔エフラム〕(左)
ルネスの聖石は手に入れた。▽
残る最後の【聖石】は・・・ロストンだな。▽

〔エイリーク〕(左端)
ラーチェル
ロストンの【聖石】については・・・▽

〔ラーチェル〕(右)
ええ ロストン聖教国の王女である
わたくしがなにもかも存じています。▽
【聖石】は現在
我が宮殿にありますわ。▽
ではみなさん
わたくしについてらっしゃい。▽

〔ヒーニアス〕(右端)
我がフレリア軍も先行して
ロストンに向かっているはずだ。▽
この先のナルーベで合流できるだろう。
行くぞ。▽

画面暗転。マップ画面へ替わる

〔フレリア兵〕(右)
ひ ひるむな!
我らフレリア軍の力を見せるのだ!

フレリア兵がグラド残党と交戦。次々と撃破される
中立軍のシレーネがナルーベの民を連れてマップ中央の小島に到着
会話画面 背景・森のある平野(夕暮れ)

〔女性〕(右)
シ シレーネさん・・・
敵がこっちに向かってきます。▽

〔シレーネ〕(左)
まさか・・・▽
すでに滅亡したグラド帝国に
ここまでの兵力が残っているとは・・・▽

〔男性〕(右端)
あんたたちフレリア軍は
みんなあいつらにやられてしもうた・・・▽
ああ・・・
わしらももうおしまいじゃ・・・▽

〔シレーネ〕
みなさん 落ち着いてください。▽
下手に逃げようとすれば
敵に囲まれるだけ・・・▽
どうかこの場を動かないで。▽
あなたがたの命は
私が必ず守ります。▽

〔女性〕
シレーネさん・・・▽

マップ画面したからエイリークたちが出現
会話画面 背景・森のある平野(夕暮れ)

〔エイリーク〕(左端)
兄上 あれを・・・!▽

〔エフラム〕(左)
戦闘か・・・!?▽

〔ヒーニアス〕(右端)
あれは シレーネ!▽
くっ なんということだ。
すぐに助け出さねば・・・▽

〔ラーチェル〕(右)
! 皆さんお待ちなさい。
あそこから邪悪な何かが・・・▽

リオンがワープで出現
会話画面 背景・森のある平野(夕暮れ)

〔リオン〕(右)
・・・・・・▽

〔エフラム〕(左)
リオン!?▽

〔リオン〕
エイリーク・・・
エフラム・・・▽

〔エイリーク〕(左端)
リオン・・・!
あなた今までどこに・・・▽

〔エフラム〕
エイリーク よせ!▽

〔エイリーク〕
兄上・・・?▽

〔エフラム〕
リオン・・・▽
前に 帝都で俺と会ったな?▽
その時 俺になんと言ったか
憶えているか?▽
お前は俺に・・・この戦争を
引き起こしたのは自分だと言った。▽

〔リオン〕
そんな・・・▽
エフラム・・・
なぜ怒ってるの?▽
せっかくひさしぶりに会えたのに
どうして・・・▽

〔エイリーク〕
リオン・・・▽

〔エフラム〕
待てエイリーク!
お前にも言ったはずだ。▽
今のリオンは・・・
何者かに操られている。▽

〔エイリーク〕
そんな・・・兄上は
どうかしておられます!▽
リオンは私たちの
大切な親友ではないですか!▽
何があっても味方だと
リオンはそう言ってくれました・・・▽
そうでしょう リオン?▽

〔リオン〕
うん もちろんだよ
エイリーク。▽
だから
もっとこっちへ・・・▽


ぐっ・・・く・・・▽

〔エイリーク〕
リオン・・・!?▽

〔リオン〕
ぐっ・・・が・・・▽
ぐ・・・邪・・・魔を・・・▽

〔リオン〕
下がって・・・
エイリーク・・・!▽

〔エイリーク〕
え・・・?▽

〔リオン〕
僕から・・・
はやく離れて・・・!▽
でないと・・・
・・・僕は・・・▽
きっと きみを・・・
壊してしまう・・・▽

〔エイリーク〕
な・・・
リオン・・・!▽

〔リオン〕
はや・・・く・・・逃げ・・・
うっ・・・▽

くっ・・・・・・
ああああ・・・!▽

〔エイリーク〕
リ リオン
しっかりしてください!▽
いったい いったい何が・・・!▽

〔リオン〕
・・・ ・・・ ・・・▽

リオンの顔グラフィックが変わる
〔リオン〕
やあ▽
二人とも。久しぶりだね?▽

〔エイリーク〕
リ リオン・・・?▽
あなたは・・・
本当にリオンなのですか?▽

〔エフラム〕
近づくな エイリーク。▽
隙を見せるな。
こいつはリオンではない。▽

〔エイリーク〕
え・・・▽

〔リオン〕
僕がリオンじゃないって?
そりゃ面白いや 傑作だね。▽
リオンは優しくて弱くて良い子・・・
そう思っていたのはきみだけじゃない?▽

〔エフラム〕
違う!
俺とエイリークとリオンは親友だった。▽
確かに 俺たちは
お互いのすべてを知っていたわけじゃない。▽
だが どんなに時を経ようと
その間に何が起ころうと・・・▽
俺たちは 親友なんだ。▽
リオンは絶対に
俺たちを裏切るような真似はしない。▽

お前は リオンではない。▽

〔リオン〕
・・・ふん。▽
・・・なかなかどうして
人の情というのも侮れんな?▽

〔エイリーク〕
!▽

〔リオン〕
人間のふりも存外に楽しいものであったが
もはやその必要もないか。▽
そのとおりだ。
この身はすでにリオンのものではない。▽
あの哀れな皇子の心は すでに我が食らった。▽

〔エフラム〕
貴様! 何者だ!?▽

〔リオン〕
我を知らぬ と?
浅学な王子もいたものだな。▽

思い出せ。
貴様らの語り継ぐ伝説を・・・▽
グラドの【聖石】に封じられた
恐怖の名を・・・▽

〔エイリーク〕
まさか・・・まさか・・・!▽

エイリークが消え、ラーチェルが現れる

〔ラーチェル〕(左)
やはり 恐れていたとおりですわ。
あれは・・・▽

ラーチェルが消え、エイリークが現れる

〔エフラム〕
古の時代の・・・▽
魔王・・・▽

〔リオン〕
くくく・・・はははははっ!▽

リオン・・・リオン・・・
哀れな皇子よ・・・▽
お前はもう・・・出てくるな・・・▽
この身はすでに我がより代・・・
我がものだ・・・▽

〔エイリーク〕(左)
な・・・▽

〔リオン〕
お前の望みは・・・叶えてやる。▽
ルネス王子エフラムを打ち倒し
ルネス王女エイリークを手に入れる・・・▽
それが お前の望みだろう・・・リオン?▽

〔エフラム〕

〔リオン〕
さあリオンよ 喜べ。
その時が来たぞ・・・▽
エフラムはお前が妬んだ男・・・
エイリークはお前が欲した女・・・▽
我が お前の
切なる望みを叶えてやろう!▽

リオンがワープで城門に移動

戦闘

話す ヒーニアス→シレーネ

〔ヒーニアス〕(左)
シレーネ!▽

〔シレーネ〕(右)
ヒーニアス様・・・まさか・・・▽
ああ・・・やはり
ヒーニアス様なのですね。▽
あなたに助けていただけるなんて・・・
まるで夢を見ているよう・・・▽

〔ヒーニアス〕
シレーネ?
状況はどうなっている。▽

〔シレーネ〕
はっ・・・
も 申し訳ありません!▽
派遣されたフレリア軍は
敵の奇襲を受け すでに崩壊しました。▽
残っているのは我々の部隊だけです。▽

〔ヒーニアス〕
そうか・・・▽
だが安心するがいい シレーネ。
私が来たからには勝利は疑いない。▽
行くぞ。▽

〔シレーネ〕
はい・・・ヒーニアス様。▽

話す ターナ→シレーネ

〔ターナ〕(左)
シレーネ 大丈夫!?▽

〔シレーネ〕(右)
ターナ様!?▽
お下がりください
ここは危のうございます!▽

〔ターナ〕
だめ それじゃシレーネが
死んじゃうもの!▽
待ってて 今
わたしが助けてあげる!▽

〔シレーネ〕
ターナ様・・・
ご立派になられて。▽
わかりました。ではターナ様
どうか私にご命令ください!▽

話す ヴァネッサ→シレーネ

〔ヴァネッサ〕(左)
シレーネ隊長!
ご無事ですか?▽

〔シレーネ〕(右)
ヴァネッサ。
あなたがここに・・・▽

〔ヴァネッサ〕
はい。ヒーニアス王子も
来ておられます。▽
隊長はご無理をなさらぬよう。
ここは私たちが引き受けます。▽

〔シレーネ〕
了解したわ。▽
では指揮系統を統一すべきね。
私は今からそちらの指揮下に入ります。▽
あなたたちの
指揮官にもそう伝えて。▽

〔ヴァネッサ〕
はい 直ちに!▽
ヴァネッサが後ろに下がる

〔シレーネ〕
あ 待ってヴァネッサ。▽

ヴァネッサが前に出る
〔ヴァネッサ〕
なんでしょうか?▽

〔シレーネ〕
しばらく会わない間に
立派になったわね。▽
それに・・・
綺麗になったわ。▽

〔ヴァネッサ〕
ね 姉さん・・・▽

敵将リオン

リオン初戦

〔リオン〕
我に挑むか?
幸せ者よな 人間。▽
我が恐ろしさを
まだ知らぬ・・・▽

対エイリーク
〔エイリーク〕
リオン お願いです!
もうやめてください!▽
私は・・・
あなたと戦いたくない!▽

〔リオン〕
くくっ 哀れな娘よ。▽
リオンよ?
これが貴様の愛した女か。▽
では 我がこの手で
引き裂いてやろう!▽

対エフラム
〔エフラム〕
リオンを・・・
俺の親友をどこへやった!?▽
答えろ!▽

〔リオン〕
くくっ・・・
頭のめぐりが鈍いのか貴様?▽
リオンはとうに死んだ。
我が食らってやったわ!▽

〔エフラム〕
貴様ぁっ!▽

リオン撃破

〔リオン〕
く・・・・・・▽

クリア後

リオンがワープでマップ中央の小島に移動

〔リオン〕(左)
ぬう・・・▽
ふん・・・この程度でもう
もたぬのか・・・▽
まったく
人の肉体とは脆いものよ・・・▽

エイリークたちがマップ右上からリオンを追う
会話画面 背景・森のある平野(夕暮れ)

〔エイリーク〕(右)
待って リオン!▽

〔リオン〕(左)
貴様らの力 よくわかった。
我も復活を急ぐとしよう。▽
この身を贄とし
我が肉体の復活を果たす。▽
震えて待つがいい・・・
世界が再び闇に閉ざされる時を。▽

リオンがワープで去る

〔エフラム〕(左)
逃がすか!
追うぞエイリーク!▽
すぐに周囲を捜索し
奴の行方をつきとめる。▽
もうこれ以上
俺の友を冒涜させはしない!▽

フレリアの双聖器

会話画面 背景・山のある平野(夕暮れ)

〔ヒーニアス〕(右)
エイリーク。▽

〔エイリーク〕(左)
ヒーニアス王子?▽

〔ヒーニアス〕
あせる必要はない。リオン皇子の
行方は兵たちが追っている。▽
我が軍の偵察兵たちは優秀だ。
間もなく行方を突き止めるだろう。▽

〔エイリーク〕
はい・・・▽

〔ヒーニアス〕
君に話しておくことがある。▽
先ほど 私がフレリアに
送っていた伝令が戻ってきた。▽
あらかじめ頼んでいた
フレリアの【双聖器】を持ってきている。▽

〔エイリーク〕
【双聖器】を・・・?▽

〔ヒーニアス〕
ああ。フレリアの【聖石】は
破壊されたが・・・▽
【双聖器】は
手つかずで残っていたらしい。▽
今しがた伝令が届けにきた。
これだ。▽

〔エイリーク〕
これが・・・▽

〔ヒーニアス〕
我がフレリアの【双聖器】▽
【蛇弓ニーズヘッグ】と
【翼槍ヴィドフニル】だ。▽
これを君に渡しておこう。▽

〔エイリーク〕
ですが これは
王子がお持ちになるべきでは?▽

〔ヒーニアス〕
いや 君に預けておく。▽
この軍の指揮官は君だ。
君が最適と思う人物に託したまえ。▽

〔エイリーク〕
わかりました・・・▽
ありがとうございます。
ヒーニアス王子。▽

〔ヒーニアス〕
礼など必要ない。▽
君も私も 勝つために
戦っているのだからな。▽

ニーズヘッグを手に入れた
ヴィドフニルを手に入れた

シレーネとナルーベの民全員生存時

〔女性〕(左端)
シレーネさん・・・!
ありがとうございました。▽
私たちみんな
あなたのおかげで・・・▽

〔シレーネ〕(右端)
いえ 私の力ではありません。▽
こちらの指揮官殿が優秀で
あったからこそです。▽

〔エイリーク〕(右)
いえ そんな・・・▽

〔男性〕(左)
とにかく あんたがたには
いくら感謝しても足りん。▽
大したものはないが
この杖を受け取ってくれんかね?▽

〔女性〕
本当に
ありがとうございました。▽

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