ナレーション
ロストン聖教国の王女ラーチェルが
差し向けた援軍の力もあり▽
エイリークたちは
グラド軍を退けることに成功する。▽
だが ジャハナ王宮はグラド軍の攻撃を受け
今にも攻め落とされつつあるという。▽
王宮へ向かったエイリークたちは すでに
王宮内にグラド軍が進入している事実を知る。▽
女王イシュメアを助け
ジャハナの【聖石】を守るため▽
エイリークたちは王宮へ突撃を開始する。▽
オープニング1 回想
会話画面 背景・庭園
二年前
〔リオン〕(右)
・・・降参。
ぼくの負けだよ・・・エイリーク。▽
エイリークは強いね。
それに比べて僕は・・・▽
男の子なのに 女の子に
剣術で負けるなんて情けないな。▽
〔エイリーク〕(左)
そんなこと・・・▽
〔リオン〕
僕 思うんだ。
民は強い王を望んでる。▽
僕みたいな弱い人間じゃなく
きみやエフラムみたいな強い王を・・・▽
僕は身体が弱いし
毎日城にこもって本を読んでばかりだし・・・▽
こんな僕が父上の跡を継ぐより
誰か他の人がなるべきだと思う。▽
家臣やみんなもきっとそう思って・・・▽
〔エイリーク〕
そんなことないわ リオン。▽
あなたは優しい。▽
あなたはその優しさで
きっとみんなを救うことができる。▽
私はそう信じてる。▽
〔リオン〕
エイリーク・・・ありがとう。▽
うん・・・
僕・・・がんばってみるよ。▽
強くなれなくても
何か僕にできることを・・・▽
〔エイリーク〕
ええ。▽
〔リオン〕
あのさ エイリーク・・・▽
もしよかったら これ
受け取ってくれないかな?▽
回想終了
オープニング2 エイリーク
マップ画面から会話画面へ替わる。背景・砂漠
〔ゼト〕(右)
エイリーク様・・・?
どうかなさいましたか?▽
〔エイリーク〕(左)
い いいえ。
何でもありません。▽
〔ゼト〕
ジャハナ王宮内は 完全に
グラド兵によって占拠されているようです。▽
ジャハナ女王イシュメア様は
最悪の場合すでに・・・▽
ゼトが消え、ヒーニアスが現れる
〔ヒーニアス〕(右)
そして 王宮内の敵軍を指揮するのは
グラド帝国皇子リオンか・・・▽
ラーチェルが現れる
〔ラーチェル〕(右端)
何を迷うことがあるのです?▽
一気に突撃して王宮を取り戻せば
よろしいではありませんか。▽
〔ヒーニアス〕
我がフレリアが得た情報では
リオン皇子は闇魔道の使い手だと聞く。▽
となれば
近づくだけでも容易ではない。▽
戦は好まぬ性格と聞いていたが
それもおそらく芝居だったのだろう・・・▽
〔エイリーク〕
・・・・・・▽
〔ヒーニアス〕
だが ジャハナ王宮を取り戻さねば
グラドとの戦には勝てない。▽
なんとしても女王を
お助けしなければな・・・▽
〔エイリーク〕
はい・・・行きましょう!▽
オープニング3 ジャハナ王宮
マップ画面。玉座の間
〔カーライル〕(右)
イシュメア様・・・
どうか抵抗はなさらないでください。▽
あなたを傷つけることは
私の本意ではありません。▽
〔イシュメア〕(左)
カーライル・・・なぜです?▽
あなたはジャハナの軍団長として
今まで国によく尽くしてくれました。▽
早くに夫を失った私が 今まで
このジャハナを治めてこられたのは・・・▽
あなたが長年にわたり
私を影で支え続けてくれたからです。▽
あなたこそ ジャハナの礎
私は誰よりあなたを信じていました・・・▽
なのになぜ
今このような反乱を・・・?▽
〔カーライル〕
女王・・・
いや イシュメア様・・・▽
あなたが悪いのです。▽
あなたは あまりに美しすぎる。▽
〔イシュメア〕
カーライル・・・▽
〔カーライル〕
私が初めてあなたに
お会いしたのは 二十年前・・・▽
この王宮の庭園で
あなたの姿をお見かけした時・・・▽
私はあなたに魅せられた。▽
咲きあふれるどの花よりも
あなたは白く美しかった。▽
それが許されぬ想いであることは
承知していました。▽
貴方は私が仕えるべき
国王陛下の妻であられるお方・・・▽
私は騎士として
貴方にお仕えできればそれでいい・・・▽
そう思っていました。▽
〔イシュメア〕
・・・・・・▽
〔カーライル〕
だが 本当にそれで満足なのか・・・?▽
あるお方にそう尋ねられ・・・▽
私は自分の中に眠る
本当の気持ちに気づきました。▽
そう・・・ひたすらに自分を殺し
想いを打ち明けられぬまま死んでいく・・・▽
それはどれほどむなしく寂しいことか。▽
だから 私は決めたのです。▽
この想いに従い 貴方をこの手で奪うと。▽
〔イシュメア〕
カーライル・・・
あなたは自分を失っています・・・▽
国を傾け 民を戦わせて・・・
それで私が喜ぶとでも思うのですか?▽
〔カーライル〕
国などいりません。
民などどうなろうと構わない。▽
私にはあなたしか見えない。
あなたさえいてくれれば・・・▽
〔イシュメア〕
カーライル・・・▽
戦闘
戦闘開始時、マップ一番右小部屋の出口にカーソルが点滅
会話画面 背景・城内廊下
〔兵士〕(左)
傭兵 敵襲だ!▽
貴様も武器を構えておけ!▽
〔レナック〕(右)
ええ!?
そりゃねえぜ。▽
俺はこの王宮のお宝を
相手にするために雇われたんだぜ?▽
〔兵士〕
ふん・・・おたおたするな。▽
心配せずとも貴様の出番などない。
我らグラド軍がひねり潰してくれる!▽
兵士が消える
〔レナック〕
おう 頼んだぜ~▽
ふう・・・まわりにはグラドの連中がいるんだし
まあ何もしなくていいよな。▽
のんびり待ってりゃいつの間にか勝ってて
苦労しなくたって報酬ももらえる。▽
あのわがままお姫様や
アホなおっさんに振り回されることもないし。▽
楽な仕事だ。
ついてるよな 俺。▽
けどなんか 違うんだよなあ・・・▽
自軍フェイズ1ターン目終了後、ケセルダとリオンが謁見の間にくる
〔ケセルダ〕(右)
ようカーライル!▽
うまくやりやがったな
ほめてやるぜ。▽
〔カーライル〕(左)
・・・約束どおりだ。
王宮はグラド軍に明け渡す。▽
〔ケセルダ〕
ああ。この王宮は俺がもらう。▽
俺の王宮・・・か。
いいねえ たまんねえぜ。▽
〔カーライル〕
王宮の宝は好きにするがいい。▽
私はイシュメア様さえ
ここから連れ出せればいい。▽
〔ケセルダ〕
ああ そのことなんだがな・・・▽
少し 事情が変わった。▽
ケセルダが玉座にいるイシュメアを捕まえる
〔イシュメア〕(右)
!▽
〔ケセルダ〕(右端)
動くな カーライル。▽
動けば女王様は死ぬぜ。▽
〔カーライル〕(左)
貴様・・・!
どういうことだ!?▽
〔ケセルダ〕
落ち着け。用がすんだら
すぐ返してやるよ。▽
この王宮のどこかに
【聖石】ってやつが隠されてる。▽
俺はそいつを
ぶっ壊さなきゃならねえんでな。▽
この女にその場所まで
案内してもらうことになる。▽
〔カーライル〕
イシュメア様に触れるな!▽
〔ケセルダ〕
そうカッカすんな。
何もしやしねえよ。▽
俺はヴァルターの下衆野郎と違って
女には優しいんだぜ?▽
だがてめえが逆らえば
やらざるを得なくなるな。▽
〔カーライル〕
くっ・・・▽
〔ケセルダ〕
外からは王宮を取り戻そうって
邪魔な連中がやってきてる。▽
お前は奴らの相手をしてな。
負けたら女王様と一緒になれねえぜ?▽
〔カーライル〕
・・・・・・▽
もしイシュメア様に
傷一つでも負わせた時は・・・▽
〔ケセルダ〕
わあってるよ。
俺もてめえの剣の腕は知ってる。▽
【聖石】さえ壊せば
お前の好きにしな。▽
ケセルダがイシュメアを担ぎ、リオンの左隣に移動
〔リオン〕(右)
・・・・・・▽
〔ケセルダ〕(左)
おい皇子 早く行くぜ。▽
〔リオン〕
ケセルダ・・・こんなこと
もうやめるんだ。▽
【聖石】を破壊してしまうなんて
そんなこと・・・▽
う・・・っ・・・▽
〔ケセルダ〕
やれやれ・・・また例の病か?
しょうがねえ皇子様だぜ。▽
ほら ついてきな。▽
〔リオン〕
ケセルダ・・・▽
ケセルダがリオンも担ぎ、立ち去る
話す エイリーク→レナック
初回時
〔レナック〕(左)
お そこのきれいなお嬢さん。
俺とちょっと話でも・・・って。▽
あれ? あんた前に
どっかで会ったっけ?▽
〔エイリーク〕(右)
あなたは・・・▽
以前 ラーチェルと
一緒におられた方ですね。▽
〔レナック〕
ああ そうかルネスの・・・▽
こりゃまずったかな・・・▽
〔エイリーク〕
ラーチェルは今 私たちと一緒にいます。▽
彼女にあなたのことを
伝えておきましょうか?▽
〔レナック〕
い いや待った待った!
伝えなくていい!▽
それよりさ ものは相談だけど
あんた俺を雇わないかい?▽
俺はレナック。
ローグっていう超一流の盗賊さ。▽
『とうぞくのかぎ』なんか使わずに
ちょちょいとかぎ開けできるんだぜ。▽
もちろん剣の腕だって
そこらの剣士以上さ。▽
〔エイリーク〕
はあ・・・▽
〔レナック〕
これだけ便利な俺がなんと
たったの9980ゴールドだ!▽
さあどうだい?▽
〔エイリーク〕
9980ゴールドですか・・・▽
所持金9980G以上ない場合
〔エイリーク〕
残念ですが
持ち合わせが・・・▽
〔レナック〕
ありゃりゃ そうなのか?▽
意外と苦労してんだね
あんたも・・・▽
まあいいや。金のあてができたら
また声かけてくれよ。▽
所持金9980G以上ある場合
〔エイリーク〕
どうしましょうか?
はい
いいえ
はいを選んだ場合
〔エイリーク〕
わかりました。
9980ゴールドお支払いします。▽
〔レナック〕
お 確かに!
いやああんた話がわかるね。▽
どこかの聖王女さまとは
大違いだぜ。▽
〔エイリーク〕
ラーチェルが何か?▽
〔レナック〕
い いや・・・うっかり喋ると
後が怖いからさ。▽
よし じゃこれで
あんたが俺の雇い主だ。▽
お宝と扉は
このレナック様に任せときな。▽
レナックが敵軍から自軍ユニットに変化
いいえを選んだ場合
〔エイリーク〕
残念ですが・・・▽
そのような大金を
お支払いすることはできません。▽
〔レナック〕
ありゃりゃ・・・
まあしょうがねえか。▽
気が変わったら
また呼んでくれよ。▽
2回目以降
〔レナック〕(左)
お またあんたか。▽
どうだい?
9980ゴールド集まったかい?▽
話す ラーチェル→レナック
〔ラーチェル〕(右)
まあ!▽
こんなところにいましたのね
レナック。▽
〔レナック〕(左)
ラーチェル様?
あらら・・・▽
ラーチェルが上下に揺れる
〔ラーチェル〕
さ 行きますわよ。▽
〔レナック〕
ちょ ちょっと待って下さいよ。
行くってどこへです?▽
悪いんですが
今俺はグラドに雇われてる身で・・・▽
って聞いて下さいよ人の話を!▽
〔ラーチェル〕
まあ レナック
どうしましたの?▽
話なら後で聞いてあげますわ。
ですから早くわたくしについてきなさいな。▽
〔レナック〕
いやだから俺はドズラのおっさんと
違って雇われなんですよ。▽
ルネスまでの護衛って仕事は
ちゃんと果たしたはずでしょ?▽
まあその後も 報酬ももらえず
あちこち引っ張りまわされましたけどね・・・▽
〔ラーチェル〕
あら 報酬なら
もう十分得たではありませんか。▽
レナックが上下に揺れる
〔レナック〕
どこがですか!▽
ロストンの王女様だっつうから
さぞ金払いも良いだろうと思ってたのに。▽
ほとんどタダ働き同然で さんざん
あんたらの暴走に付き合わされるし・・・▽
〔ラーチェル〕
善行を行ったという喜びは
お金には替え難いものでしてよ。▽
さ 納得できましたね。
行きますわよ。▽
ラーチェルが消える
〔レナック〕
だから!
俺はもういやですって!▽
だいたいあんたらに付き合ってたら・・・
・・・ってもういねえし。▽
あー・・・ったくもう
なんであんな仕事引き受けちまったんだか。▽
〔ラーチェル〕(吹き出しのみ)
レナック 急ぎますわよ。▽
〔レナック〕
あー はいはいわかりました・・・▽
レナックが敵軍から自軍ユニットに変化
敵将カーライル
カーライル初戦
〔カーライル〕
私は・・・ただ・・・
二人で・・・▽
対ヨシュア
〔カーライル〕
あなたは・・・
まさか・・・!?▽
〔ヨシュア〕
カーライル。
なぜ血迷った?▽
俺に剣を教えてくれた
お前が・・・▽
〔カーライル〕
お戻りになられたのか
今になって・・・▽
だがもう遅い。
遅すぎるのだ・・・▽
カーライル撃破
〔カーライル〕
イシュメア様・・・
私は・・・▽
クリア後
マップ画面。ケセルダがイシュメアを連れて移動。その後ろをリオンが追う
玉座のある部屋で止まる
会話画面。背景・謁見の間
〔ケセルダ〕(右)
このへんでいいだろ。▽
さて 女王様。
【聖石】を渡しな。▽
イシュメアが後ろに下がる
〔イシュメア〕(左)
・・・私は
【聖石】など知りません。▽
〔ケセルダ〕
時間を無駄にさせんな。
あの方はすべてお見通しなんだよ。▽
反乱が起きた直後 あんたは
王宮地下の祭壇へ向かった。▽
安置されている【聖石】を
俺たちに破壊されないようにな。▽
ジャハナの【聖石】は今
あんたが持ってる。だろ?▽
〔イシュメア〕
・・・・・・▽
ケセルダが前に出る
〔ケセルダ〕
渡しな。そうすりゃ
あんたは生かしておいてやる。▽
〔イシュメア〕
・・・・できません。▽
〔ケセルダ〕
おいおい・・・勘弁しろよ。
時間かけてる暇はねえんだ。▽
抵抗するってんなら
先に命をもらうことになるぜ。▽
リオンが現れる
〔リオン〕(右端)
ま 待って!▽
ケセルダ この人に乱暴は・・・▽
〔ケセルダ〕
黙ってな皇子。
俺はあの方から命令を受けてる。▽
あんただって
あの方には逆らえねえんだろ?▽
〔リオン〕
・・・・・・▽
〔ケセルダ〕
これで最後だ。▽
あんたの【聖石】を
この俺に渡せ。▽
〔イシュメア〕
・・・できません。▽
〔ケセルダ〕
ははっ!
さすがは女王様だ。▽
気に入ったよ。
あんた大したタマだぜ▽
じゃ あばよ。▽
〔リオン〕
!▽
マップ戦闘。ケセルダがイシュメアを倒す
〔ケセルダ〕(右)
こいつが【聖石】だな。▽
これで俺は二つ目の
大手柄ってわけだ。▽
ケセルダが聖石を破壊
会話画面 背景・謁見の間
〔ケセルダ〕(右)
これで【聖石】は破壊した。▽
グラド フレリア
そしてこのジャハナ・・・▽
残るのはあと
たった二つってわけだ。▽
〔イシュメア〕(吹き出しのみ)
ぅ・・・ぁ・・・
リオンが左側に移動
〔リオン〕(左)
ああ・・・
ど どうしたら。▽
ケ ケセルダ・・・
この人を助けてあげて。▽
〔ケセルダ〕
ほっとけ。▽
しばらくは息があるがもう助からねえよ。▽
なんならお前がとどめをさしてやった方が
いいんじゃねえか?▽
リオンが右を向く
〔リオン〕(左)
だ だめだよ。
そんな・・・こと・・・▽
〔ケセルダ〕
・・・やれやれだぜ。▽
俺はこの王宮に細工を
してからずらかる。▽
皇子 あんたも早く逃げな。▽
ケセルダが消える
〔リオン〕
・・・・・・▽
リオン遭遇
カーライルのいた玉座のある部屋
〔エイリーク〕(左)
イシュメア様は
どこにおられるのですか?▽
〔ヒーニアス〕(右端)
玉座にいるとの情報だったが
見当たらんな。▽
それに【聖石】もない・・・▽
〔ラーチェル〕(右)
とにかく 急いで探しませんと・・・▽
ヒーニアス・ラーチェルが画面外へ去る
リオンがワープで出現
〔リオン〕(右)
あ・・・▽
〔エイリーク〕(左)
リオン!▽
〔リオン〕
エイリーク・・・▽
リオンが後ろに下がる
エイリークが前に出る
〔エイリーク〕
待って! リオン!
逃げないで!▽
兄上も私も あなたのことを
とても心配していました・・・▽
リオンの優しい性格は
私たちが一番良く知っています。▽
グラドがルネスを侵略したことも
お父上の乱心のためなのでしょう?▽
だからリオン・・・
何があったのか話してください。▽
〔リオン〕
ごめん・・・エイリーク。▽
僕も ずっときみたちに
会いたかった・・・▽
会って 二人に謝りたかった。▽
ルネスの侵略を
止められなかったこと・・・▽
でも 今はまだ
君たちとは会えないんだ・・・▽
〔エイリーク〕
何か・・・わけがあるのですね。▽
〔リオン〕
うん・・・▽
今はまだ 話せないけど・・・▽
でもいつか必ず
全部君に話すから・・・▽
〔エイリーク〕
・・・わかりました。
リオンを信じます。▽
でも 少しだけほっとしました。▽
リオンが 昔と変わらない
リオンのままでいてくれて・・・▽
〔リオン〕
エイリークも・・・▽
いや エイリークは変わったかな。▽
前よりもっと綺麗になった。▽
〔エイリーク〕
リ リオン・・・▽
〔リオン〕
ごめん 僕はもう行かなきゃ。
でもこれだけは憶えておいて。▽
僕が無力なせいで
こんな戦争が起きてしまったけど・・・▽
でも 僕はずっと
君の味方だから・・・▽
リオンが消える
〔エイリーク〕
リオン・・・▽
リオンがワープで去る
ラーチェルが現れる
〔ラーチェル〕(右)
エイリーク 何をしてますの?
イシュメア様が見つかったみたいですわ。▽
こちらですわ!▽
〔エイリーク〕(左)
は はい!▽
イシュメアと会話
会話画面 背景・謁見の間
〔ヒーニアス〕(左端)
イシュメア様・・・!▽
これは・・・▽
〔ゼト〕(右端)
残念ながら
遅かったようです。▽
この傷ではもはや長くは・・・▽
〔イシュメア〕(右)
・・・ヨ・・・ヨシュア・・・▽
・・・ヨシュア・・・▽
エイリークが現れる
〔エイリーク〕(左)
イシュメア様!▽
〔イシュメア〕
ああ ヨシュア・・・
あの子は・・・どこです・・・?▽
〔エイリーク〕
イシュメア様・・・▽
ヨシュア生存時
〔イシュメア〕
わたしを許してください ヨシュア・・・▽
私は愚かな母でした・・・▽
国の政事ばかりに気をとられ・・・
幼いあなたに何一つしてやれなかった・・・▽
でも あなたを愛していました・・・
それだけは・・・▽
ヒーニアスとエイリークが消える
エイリークとヨシュアが現れる
〔ヨシュア〕(左)
・・・・・・▽
わかっています 母上。▽
〔エイリーク〕(左端)
ヨシュア・・・▽
〔イシュメア〕
ヨシュア・・・▽
ああ 間違いない・・・
ヨシュア・・・私の子・・・!▽
〔ヨシュア〕
申し訳ありません 母上。▽
王ではなく人として世を生き
人の上に立つ器となり・・・▽
そうして母上のもとに戻りたいと
そう考えていました。▽
私が愚かだったばかりに
このような・・・▽
〔イシュメア〕
いいえ いいのです・・・
今 ここにいてくれるのだから・・・▽
よく聞いて ヨシュア・・・▽
ジャハナの【聖石】は・・・
破壊されました。▽
カーライルをそそのかした
あの者の手によって・・・▽
〔ヨシュア〕
!▽
誰なのですか それは?▽
〔イシュメア〕
あの者が持つ闇色の石・・・▽
あれが・・・すべての元凶・・・▽
この世界にあってはならぬものです・・・▽
ヨシュア・・・頼みます・・・▽
国を・・・民たちを・・・▽
〔ヨシュア〕
はい 母上・・・▽
〔イシュメア〕
ありがとう・・・ヨシュア・・・▽
あなたに・・・
渡さねばならないものがあります・・・▽
〔ヨシュア〕
これは・・・
〔イシュメア〕
ジャハナ王家の【双聖器】・・・▽
ジャハナを担う王が
持つべき武具です・・・▽
先王が亡くなられてからずっと
私が守ってきた物・・・▽
これをあなたに渡す日が来ることを
待っていました・・・▽
〔ヨシュア〕
母上・・・▽
確かに 受け取りました。▽
この武具の重みを・・・確かに▽
〔イシュメア〕
ヨシュア・・・▽
私の・・・愛しい子・・・▽
イシュメアが消える
〔ヨシュア〕
母上・・・▽
アウドムラを手に入れた
エクスカリバーを手に入れた
ヨシュア死亡時
〔イシュメア〕
そう・・・でした。▽
あの子が・・・
ここにいるはずがありませんね。▽
あなたは・・・?▽
〔エイリーク〕
エイリーク・・・
ルネス王女エイリークです。▽
〔イシュメア〕
よく聞いてください・・・▽
ジャハナの【聖石】は・・・
破壊されました。▽
カーライルをそそのかした
あの者の手によって・・・▽
〔エイリーク〕
ジャハナの【聖石】も・・・▽
〔イシュメア〕
あの者が持つ闇色の石・・・▽
あれが・・・すべての元凶・・・▽
この世界にあってはならぬものです・・・▽
〔エイリーク〕
闇色の・・・石・・・▽
〔イシュメア〕
ルネス王女・・・
エイリーク殿・・・▽
あなたに・・・
お渡しするものがあります・・・▽
〔エイリーク〕
これは・・・▽
〔イシュメア〕
ジャハナ王家の【双聖器】・・・▽
ジャハナを担う王が
持つべき武具です・・・▽
先王が亡くなられてからずっと
私が守ってきた物・・・▽
これをヨシュアに・・・
我が子に渡す日が来ることを・・・▽
私はずっと待っていました・・・▽
でも・・・もう・・・
私は・・・▽
〔エイリーク〕
イシュメア様!▽
〔イシュメア〕
ヨシュア・・・▽
私の・・・愛しい子・・・▽
イシュメアが消える
〔エイリーク〕
イシュメア・・・様・・・▽
アウドムラを手に入れた
エクスカリバーを手に入れた
ヨシュア生存時の追加会話
城内マップ画面。会話画面へ替わる。背景・城内廊下
〔ヨシュア〕(右)
・・・もう十年以上も昔のことになる。▽
窮屈な王宮の暮らしになじめなくてな。▽
俺は置手紙を残し
この身一つで王宮を飛び出した。▽
王宮の中にいたのでは
民の心はわからない。▽
身分を捨て
民として諸国をめぐり・・・▽
王となるにふさわしい力をつけたら
その時 ジャハナへ戻る・・・と▽
今にして思えば
俺はずいぶんと幼稚で愚かだった。▽
おそらく 自分を見てくれない
母への幼い反発もあったのだろう。▽
〔エイリーク〕(左端)
・・・・・・▽
〔ヨシュア〕
俺は愚かだったが それでもこの十年は
俺にたくさんのことを教えてくれた。▽
王宮にいてはわからない民の思いを
あるべき国の姿を知ることができた。▽
ただ唯一の心残りは
母上を救えなかったことだが・・・▽
〔エイリーク〕
ヨシュア王子・・・▽
〔ヨシュア〕
俺は母上と約束した。
母上の遺志を継ぎたいと思う。▽
グラド帝国を倒し
ジャハナを この世界を守りたい。▽
・・・柄じゃないのはわかってるがな。▽
〔ヒーニアス〕(左)
私はフレリアより
ジャハナへの親書を携えてきた。▽
これをきみに渡す。▽
ジャハナ王子ヨシュア・・・
共に戦おう。▽
〔ラーチェル〕(右端)
ルネス フレリア ロストン ジャハナ▽
これで四国が揃いましたわね。▽
〔エイリーク〕
はい。
それに 帝都におられる兄上も。▽
できることなら・・・▽
リオン・・・あなたとも
同じ道を歩んでいたかった。▽
兵士が現れる
脱出
会話画面 背景・城内廊下
ヨシュア生存時
〔兵士〕(左)
た 大変です!▽
王宮内の各所から
火の手が上がっております・・・!▽
〔ヨシュア〕(右端)
何!?▽
〔兵士〕
前もって油がまかれ
たいまつが仕掛けられていた模様!▽
先ほどの戦いのさなか
何者かが工作したものかと・・・▽
すぐにお逃げください!
背景が炎に包まれる
兵士消え、ゼト現れる
兵士が消え、ゼトが現れる
〔ゼト〕(左)
エイリーク様
脱出を・・・▽
〔エイリーク〕
わかりました。
ヨシュア あなたも早く・・・!▽
〔ヨシュア〕
くっ・・・▽
母上・・・お許しを。▽
ヨシュア死亡時
〔兵士〕(左)
た 大変です!▽
王宮内の各所から
火の手が上がっております・・・!▽
〔エイリーク〕(右)
!?▽
〔兵士〕
前もって油がまかれ
たいまつが仕掛けられていた模様!▽
先ほどの戦いのさなか
何者かが工作したものかと・・・▽
すぐにお逃げください!
炎に呑まれる前に・・・▽
背景が炎に包まれる
兵士消え、ゼト現れる
〔ゼト〕(左)
エイリーク様
脱出を・・・▽
〔エイリーク〕
わかりました。
みんな 急ぎましょう!▽
ジャハナ王宮から脱出し、砂漠のマップ画面へ替わる
会話画面 背景・砂漠
〔エイリーク〕(右)
全員無事ですか?
逃げ遅れた者はいませんね?▽
ラーチェルが現れる
〔ラーチェル〕(左)
ええ でもとても煙たいですわ。▽
王宮に火を放つなど・・・
卑怯千万ですわ。▽
でもみんな
無事脱出できました。▽
敵の卑劣な策も
空振りですわね。▽
ヒーニアスが現れる
〔ヒーニアス〕(右端)
・・・いや 違うな。▽
すぐに兵をまとめろ。
敵が来る。▽
〔ラーチェル〕
なんですって?▽
〔ヒーニアス〕
この状況で
敵は王宮に火を放った。▽
遠からず新たな
敵襲がなければ理に合わん。▽
〔ラーチェル〕
まあ どうして
そんなことが・・・
ゼトが現れる
〔ゼト〕(左端)
エイリーク様。▽
新たなグラド軍の増援がこちらへ
向かっているとの報告が入りました。▽
帝国将ヴァルターと
ケセルダの二軍です。▽
〔エイリーク〕
!▽
〔ヒーニアス〕
二軍・・・▽
帝都の守りを捨ててまで
主力を差し向けてきたというのか?▽
〔ラーチェル〕
?
皆さま 何を慌ててるんですの?▽
誰が来ようと 正義の力で
倒してしまえばよいではありませんか?▽
〔ゼト〕
エイリーク様・・・
戦闘の継続は困難です。▽
帝国将軍は一騎だけでも
我々に匹敵する強敵・・・▽
加えて我が軍はすでに消耗しております。
長く耐え切れるとは・・・▽
〔ヒーニアス〕
ちっ・・・▽
ジャハナ王宮は炎上している。
篭城は不可能だ。▽
一時撤退を計る他ないだろう。▽
しかし 帝国将軍が二人も出てくるとは・・・
帝都は今どうなっているのだ?▽
エフラムは・・・
あの男は無事なのか?▽
〔エイリーク〕
・・・兄上・・・▽