ナレーション
かつて 魔を封じたという
五つの【聖石】▽
そのうちの四つは
すでに潰えたが▽
残された最後の【聖石】だけは
守り通すことに成功する。▽
魔王が完全に復活を果たす前に
阻止しなければならない。▽
エイリークたちは魔物がうごめく
闇の樹海に挑む。▽
伝説では・・・▽
かつてこの樹海で 魔王は
聖石を持つ英雄たちに滅ぼされた。▽
魔王の流した血は大地を汚し▽
美しかった森は
汚らわしい腐毒に覆われた。▽
魔王の亡骸はこの樹海に沈み
今も復活の時を待っているという。▽
闇の樹海では 魔王に呼応するかのように
魔物たちがその力を増していた・・・▽
オープニング ムルヴァ
マップ画面。樹海
会話画面 背景・森
〔リオン〕
くく・・・くくく・・・▽
あと一刻もあれば
我が再臨は成る。▽
もはや 誰も
止めることはかなわぬ・・・▽
ムルヴァが現れる
〔ムルヴァ〕(左)
・・・やはり ここへ戻ったか。▽
〔リオン〕
む?▽
〔ムルヴァ〕
人の衣をまとったとて
その身よりあふれる闇は隠せぬ。▽
八百年ぶりだな 魔王よ。▽
〔リオン〕
竜族のものどもか・・・▽
いや 貴様の顔には
見覚えがあるぞ。▽
そう 呪わしき
あのいにしえの戦い・・・▽
我を封じた
あのいまいましい人間ども・・・▽
彼奴らに味方した
竜族の男がおったな・・・▽
確か 名はムルヴァといった。▽
〔ムルヴァ〕
聖なる石の加護は失われ
大地は魔に満ちている。▽
腐泥から生まれ出でる魔物たちは
歓喜に猛り狂っている。▽
いにしえの魔王・・・
お前の帰還を待つように。▽
〔リオン〕
そう そして
我はここに来たのだ。▽
我が再来を
知らしめるためにな。▽
退け 竜よ。▽
今の我を
貴様ごときが止められはせぬ。▽
〔ムルヴァ〕
人を守ることこそ我が使命。
貴様を捨て置くことはできぬ。▽
あの時の戦いのように・・・
今一度この地で滅ぶがいい。▽
〔リオン〕
ほう・・・来るか?▽
そうそう 竜といえば・・・▽
我を追ってきたものどもの中に
竜の娘がおったな。▽
ムルヴァ 貴様の娘か?▽
〔ムルヴァ〕
・・・ミルラは
お前の気配を追ってこの地を出た。▽
まさか・・・▽
〔リオン〕
ん?
さて な・・・▽
〔ムルヴァ〕
答えよ。
返答如何によっては・・・▽
〔リオン〕
くくくくくくく・・・▽
貴様がそれを知ったとて
もはや意味を為すまい。▽
我に挑む以上・・・お前には
もはや喜びも嘆きもない。▽
今まで生き長らえたことを
後悔するほど・・・▽
むごたらしい死に方を
させてくれるわ!▽
オープニング2 エイリークたちが到着
マップ画面。樹海
会話画面 背景・森
〔エフラム〕(左)
このどす黒い瘴気は・・・▽
〔エイリーク〕(左端)
はい・・・
私にも はっきりと感じられます。▽
〔ゼト〕(右)
ここが闇の樹海・・・▽
かつて魔王が 【聖石】を持つ英雄たちに
よって滅ぼされた場所・・・▽
今なお瘴気が渦巻き
魔物たちが湧き出していると聞きました。▽
しかし まさかこれほどとは・・・▽
〔ミルラ〕(右端)
はい・・・前いた時よりずっと
まがまがしい気配が強いです。▽
こうして立っているのも
苦しいくらいに・・・▽
でも 大丈夫です。▽
ここには
おとうさんがいますから。▽
〔エイリーク〕
おとうさん?▽
〔ミルラ〕
あっちです。▽
あの沼の向こうに
魔王の魔殿があります。▽
それに その近くに
おとうさんもいます。▽
私はここで
おとうさんと暮らしていました。▽
〔エフラム〕
そうか。お前にとっては
ここが生まれ故郷なんだったな。▽
〔ミルラ〕
はい・・・▽
またおとうさんに会えます。
嬉しいです。▽
おとうさんは
私たち竜族の長です。▽
前の戦いで・・・私が
おとうさんとおかあさんをなくした後▽
私のおとうさんになって・・・
私を育ててくれました。▽
〔エイリーク〕
そんなことが
あったのですか・・・▽
〔ミルラ〕
闇の樹海から湧き出す魔物は
みんなおとうさんが無に返します。▽
おとうさんはとても強くて
とても優しいです。▽
私も おとうさんみたいに・・・▽
・・・・・・
!▽
〔エイリーク〕
どうしたのですか?
ミルラ・・・?▽
〔ゼト〕
エイリーク様 エフラム様
敵襲です。▽
うごめき出した魔物たちが
いっせいにこちらへ・・・▽
〔ミルラ〕
・・・・・・▽
〔エイリーク〕
ミルラ 大丈夫ですか?
具合が悪いのでしたら・・・▽
〔ミルラ〕
い いえ・・・何でもないです。▽
私 がんばります。▽
がんばって魔物を・・・
倒しましょう。▽
城門にムルヴァが出現
会話画面 背景・森
〔リオン〕(右)
くくくくくくく・・・▽
アーヴ・・・
ここは頼んだぞ。▽
※会話ウィンドウは通常の色
〔アーヴ〕(左)
ふぇふぇふぇ・・・
おまかせ下さい。▽
魔王様は
はやく復活の儀式を・・・▽
リオンが魔殿に入る
戦闘
自軍フェイズ1ターン目終了後
〔アーヴ〕(左)
ふぇふぇふぇ・・・▽
もうじき・・・もうじき・・・
もうじき・・・もうじきじゃ!▽
もうじき魔王様は
復活を遂げられる!▽
わしは魔王様の忠実なる
側近として力をふるい・・・▽
わしを認めようとしなかった
世の人間どもに復讐してやるのじゃ!▽
この死竜は 魔王様が
おつくりになられた最も強き竜・・・▽
この死竜とわしが
ここにおる限り・・・▽
何人たりとも魔殿に足を
踏み入れることかなわぬ。▽
近づく者すべて・・・
この腐泥の中に沈めてくれるわ!▽
ふぇふぇふぇ・・・
ふぇふぇふぇふぇふぇ!▽
敵将アーヴ+
アーヴ初戦
〔アーヴ〕
ぬうう・・・
忌々しい目をしおって・・・▽
なぜ絶望せぬ・・・
なぜ諦めぬ・・・!?▽
対ラーチェル
〔アーヴ〕
ふぇふぇふぇ
ロストンの小娘か・・・▽
きさまが むごたらしい
死に様をさらせば・・▽
あのマンセルめは
さぞ嘆くじゃろうな?▽
そして わしは
さぞ愉快じゃろうな?▽
〔ラーチェル〕
そんな言葉で わたくしが
恐れるとお思いですの?▽
私は聖王女ラーチェル。
魔の滅亡こそが使命ですわ。▽
魔王に魂を売り渡した
邪悪の徒・・・▽
わたくしが
成敗してさしあげます!▽
アーヴ撃破
〔アーヴ〕
ふぇふぇふぇ・・・▽
わしを倒したとて・・・
もはや止められぬぞ。▽
真なる魔が・・・
お目覚めになる・・・▽
ムルヴァ初戦。対ミルラ
〔ミルラ〕
・・・っ・・・▽
ごめん・・・なさい・・・▽
クリア後
会話画面 背景・魔殿入口
〔エフラム〕(右)
ここが魔殿・・・▽
魔王はこの中だな。▽
〔エイリーク〕(左)
復活の儀が始まる前に
倒さなければ。▽
行きましょう兄上。▽
マップ画面。樹海
会話画面 背景・森
〔ミルラ〕(右)
・・・・・・▽
ごめんなさい・・・お父さん・・・っ▽
エイリークが現れる
〔エイリーク〕(左)
ミルラ・・・
どうしたのですか?▽
〔ミルラ〕
あ・・・▽
あの あの さっき・・・▽
おとうさんに会ってきました。▽
ひさしぶりに会って
少し話をしました。▽
〔エイリーク〕
ミルラのお父上が?
では私たちもご挨拶を・・・▽
〔ミルラ〕
いえ・・・
おとうさんは言いました。▽
自分はあまり
人と会わないほうがいいと▽
竜族の族長は
人と関わりすぎてはいけないって。▽
〔エイリーク〕
そうですか・・・
それは残念です。▽
〔ミルラ〕
でも がんばりなさい・・・って
はげましてくれました。▽
無事に帰ってきなさい・・・って
優しい声で言ってくれました。▽
だから私
おとうさんの分もがんばります。▽
〔エイリーク〕
いいお父さんですね ミルラ。▽
〔ミルラ〕
はい・・・▽
エイリークさん・・・
私がんばります。▽
おとうさんの分も
みんなの分も・・・▽
たくさんがんばって
魔王を倒しますから。▽
〔エイリーク〕
でも あなたは
本当にもういいのですか?▽
あんなにお父さんに
会いたがっていたのに・・・▽
〔ミルラ〕
はい・・・いいです。▽
戦いが終われば また
いつでも会えますから。▽
急ぎましょう
エイリークさん。▽
〔エイリーク〕
ミルラ・・・▽
わかりました。
では行きましょう。▽
一刻も早く
平和を取り戻すために。▽
〔ミルラ〕
この建物の中から・・・
おぞましい気配を感じます。▽
魔王は・・・ここにいます。▽
魔殿内
マップ画面。魔殿
会話画面 背景・魔殿
〔リオン〕(左)
くっ・・・ぅっ・・・▽
〔リオン〕
リオンよ・・・
もうじきだな?▽
もうじき お前の愛しい
エイリークがここへやってくるぞ。▽
〔リオン〕
エイリーク・・・▽
来ちゃ・・・だめだ。▽
もう・・・僕は・・・▽
〔リオン〕
くくっ・・・リオンよ
脆弱なる皇子よ。▽
人間であるお前が
我が支配に抗おうなど・・・▽
ずいぶんと思い上がった
真似をしてくれたな?▽
だが お前はもう死んだ・・・▽
このまま我に食われ・・・
消えていくさだめよ。▽
〔リオン〕
ぅ・・・っ・・・▽
!
うあああっ・・・!?▽
〔リオン〕
くく、痛かろう?
苦しかろう?▽
だが まだ
終わらせてはやらぬぞ。▽
お前をこうして一欠片だけ
残してやっているのは・・・▽
エイリークを みずからの手で
叩き潰すさまを見せてやるためよ。▽
楽しみにしていろリオン?▽
ふふ・・・ふはははははっ!▽
〔リオン〕
エイ・・・リーク・・・▽