16章A 荒れ果てた王都──聖魔の光石・会話集

2021年10月23日土曜日

会話集 会話集-聖魔の光石

ナレーション

王都ルネス。▽

久々に戻った故郷は戦争のあとも生々しく
エイリークとエフラムの心に痛みを与えた。▽
王都を守るのは
元ルネス騎士オルソン。▽
ルネスを裏切り
エイリークを罠にかけた裏切り者・・・▽
祖国再興を心に誓い
エイリークは王都ルネスへ帰還する。▽

オープニング1 ルネスの惨状

マップ画面。ルネス城付近
会話画面 背景・山のある平野

〔エイリーク〕(左端)
兄上・・・▽

〔エフラム〕(左)
ここが 俺たちの故郷
ルネス王都なのか・・・?▽
これほどまでに
荒れ果てているとは・・・▽

〔ゼト〕(右)
今 王都にいるのは
あの裏切り者オルソンだそうです。▽

〔エフラム〕
あの男が・・・▽
思えば 帝国が侵略してくる前から
様子がおかしかったな▽
ひどくふさぎこんでいたようだったが・・・▽

〔ゼト〕
半年ほど前に妻を亡くされたと
そう聞いています▽
オルソンの乱心も
おそらくそれが影響してのことでしょう。▽
彼の愛妻家ぶりは
騎士団の間でも有名でした。▽

〔エイリーク〕
・・・・・・▽

〔ゼト〕
今 彼は臣下に何の指示も与えず
一人で王の間にこもっているそうです。▽
誰も立ち入ることを許さず
食事もほとんどとっていないとか。▽

〔エイリーク〕
何をしているのですか オルソンは?▽

〔ゼト〕
わかりません。▽
横行する魔物や山賊にも
オルソンは何ら対処をしようとせず▽
ルネスは今
混沌とした状態にあると聞きます。▽
各地で反乱が相次ぎ
すでにオルソンの治世は崩壊しています。▽
放っておいたところで
遠からず自滅するでしょうが・・・▽

〔エフラム〕
それまで好きにさせて
おくわけにはいかない。▽

俺たちの城へ帰るぞ
エイリーク。▽

〔エイリーク〕
はい 兄上。▽

オープニング2 ミルラ加入

マップ画面。ミルラがエフラムに隣接
会話画面 背景・山のある平野

〔ミルラ〕(右)
あ あの
エフラム・・・▽

〔エフラム〕(左)
どうした?
ミルラ・・・▽

ミルラが前に出る
〔ミルラ〕
わ 私も戦います。▽
セライナさんに返してもらった
竜石がありますから・・・▽
その力がなくなるまで
がんばれます。▽
エフラムが帰るおうちを
取り戻しましょう・・・▽

〔エイリーク〕(左端)
よろしいのですか?▽

〔ミルラ〕
二人のために・・・
私も力になりたいんです・・・▽

〔エフラム〕
わかった。
だが これだけは約束してくれ。▽
俺たちのそばを離れるなよ。▽

〔ミルラ〕
はい・・・▽

オープニング3 オルソン

マップ画面。ルネス城内
オルソンが扉の部屋へ入り、モニカとともに画面上へ去る
会話画面 背景・謁見の間

〔オルソン〕(左)
どうしたんだい モニカ・・・?▽
今日はずいぶんと
嬉しそうじゃないか?▽

ふふ もちろんわかってるさ。
今日はきみの誕生日だったね。▽
もちろん 贈り物は用意してあるよ。
楽しみにして・・・▽

マップ画面。リオンとアーヴが扉のある部屋に入り、画面上へと去る
部屋の見張り役の戦士と兵士の二人が隣接

〔戦士〕(左)
しかしあのオルソンって野郎・・・
うす気味悪いな。▽
いったい奥で何してやがんだ?▽
倉庫番の奴からも
いろいろ妙なうわさ聞いたぜ。▽
・・・あいつ
やばいんじゃねえか?▽

〔兵士〕(右)
知るかよ。俺は
金さえもらえりゃそれでいい。▽
この城には
すげえ宝が眠ってるって噂だしな。▽
取るもん取ったらさっさと
逃げちまおうぜ。▽

画面暗転。会話画面 背景・謁見の間

〔アーヴ〕(吹き出しのみ)
ふぇふぇふぇ・・・▽

〔オルソン〕(左)
・・・・・・▽

アーヴが現れる
〔アーヴ〕(右)
幸せそうでまことに
結構じゃな オルソンよ。▽
あの方の言う通りに
ルネスを裏切ってよかったじゃろう?▽

〔オルソン〕
・・・出て行ってくれ。▽
ここは私とモニカの場所だ。
誰にも邪魔されたくはない。▽
私は君たちの言う通りに
ルネスを裏切った。▽
約束は もう果たしたはずだ。▽

〔アーヴ〕
ふぇふぇ・・・そんなねぼけた事を
いつまで言っておられるかのう?▽
エイリークが
エフラムどもと合流しおった。▽
このルネス王都を目指して
進撃しておるのじゃぞ?▽

〔オルソン〕
エイリークが・・・▽

〔アーヴ〕
裏切り者のお前が今さら
許されるはずもなし・・・▽
国を売った反逆者となれば
お前の一族にも罪は及ぼう。▽
せっかく生き返ったお前の細君も
処刑されてしまうじゃろうな?▽

〔オルソン〕
だめだ! そんなことは・・・▽

〔アーヴ〕
ふぇふぇふぇ・・・
そうじゃろうそうじゃろう。▽
ならば お前のせねばならんことは
わかるじゃろう?▽
確かに伝えたぞ オルソンよ。
ふぇふぇふぇ・・・▽
アーヴが消える

〔オルソン〕
・・・モニカ
しばらくここで待っててくれ。▽
ああ そんな寂しそうな顔をしないでくれ。
すぐ戻ってくるさ。▽
私たちの幸せのためなんだ
わかってくれるね?▽
じゃあ 行ってくるよ。▽

リオンとアーヴがモニカのいる部屋を出て、扉のある部屋へ移動
会話画面 背景・謁見の間

〔リオン〕
・・・・・・▽

アーヴが現れる
〔アーヴ〕
ふぇふぇふぇ・・・▽
あれが妻とは・・・まったく
人とは面白いものですな?▽

〔リオン〕
っ・・・▽
どうして・・・
こんなこと・・・▽


う・・・くっ・・・▽
あ・・・ぅっ・・・!▽

〔アーヴ〕
おやおや
また例の病ですかな・・・▽
心配はご無用。
じきに痛みはなくなりましょう・・・▽
このアーヴめにすべてお任せあれ。▽
ふぇふぇふぇ・・・▽

リオンとアーヴがワープで去る

戦闘

敵将オルソン

オルソン初戦
〔オルソン〕
・・・・・・
私たちの邪魔はさせない。▽
私とモニカは
二人で幸せに過ごすのだ。▽

永遠に・・・▽

対エイリーク
〔エイリーク〕
オルソン・・・▽
なぜ
あなたが裏切りなど・・・▽

〔オルソン〕
・・・王女エイリーク。▽
あなたになら 私の気持ちが
わかるかもしれない。▽
私は愛する者のために・・・
すべてを売り渡したのだ。▽
祖国も 主君も・・・
何もかも・・・▽

対ゼト
〔オルソン〕
来たか・・・ゼト▽

〔ゼト〕
オルソン殿▽

〔オルソン〕
お前は大した騎士だ。
ゼト▽
国のために 主君のために
その身を捧げ・・・▽
片時も気の休まる時はない。▽
哀れで報われぬ生き方よ。
どこまでもな・・・▽

〔ゼト〕
それが我が使命。
我が望みだ。▽
オルソン殿・・・覚悟を。▽

対カイル
〔カイル〕
オルソン殿!▽
主君であられるエフラム様を
グラドに売り渡すなど・・・▽
あなたは騎士としての
誇りを忘れたのか!▽

〔オルソン〕
カイル・・・
お前には何もわからぬ・・・▽
私は今 幸せなのだ。▽

対フォルデ
〔フォルデ〕
オルソン殿・・・▽
なんで裏切りなんて
真似したんですか?▽
亡くなられた奥さんが
泣いてますよ。▽

〔オルソン〕
違うな・・・フォルデ。▽
妻は今 幸せだ。
とても喜んでくれている・・・▽

オルソン撃破時
〔オルソン〕
モニカ・・・▽

クリア後

会話画面 背景・城内広間

〔ゼト〕(右)
エフラム様 エイリーク様。
城内の制圧は完了しました。▽
それと・・・▽

〔エフラム〕(左)
どうした?▽

〔ゼト〕
・・・こちらへ。
オルソンがこもっていた部屋なのですが・・・▽

エイリークたちが扉のある部屋に移動
モニカが出現
会話画面 背景・謁見の間

〔モニカ〕(吹き出しのみ)
・・・・・・▽
あなた。▽

〔エフラム〕(右)
お前は オルソンの・・・▽

〔エイリーク〕(右端)
・・・・・・▽

〔モニカ〕
あなた▽
あなた▽
あなたあなたあなたあなたあなた▽

〔エフラム〕
・・・!?▽
これは まさか・・・▽

〔エイリーク〕
・・・・・・!▽

〔エフラム〕
皇帝ヴィガルドを操ったのと
同じ魔術を使ったのか・・・▽
もう彼女は死んでいる。
その死体を・・・▽

〔エイリーク〕
こんな・・・
このようなこと・・・▽

〔エフラム〕
見ない方がいい エイリーク。
外へ出ていろ▽

〔モニカ〕
あなた。
あなたあなた▽

エイリークが消え、ゼトが現れる

〔ゼト〕(右端)
・・・これはもはや
生きているとは言えません。▽
私が・・・▽

〔エフラム〕
いや・・・俺がやろう。▽
・・・毎日をここで
二人で過ごしていたのか。▽

オルソンは狂っていた。▽
だが 幸せだったのだろうな・・・▽

ルネス奪還

マップ画面。玉座の間

〔エフラム〕(左)
やっと・・・戻ってきたな。▽
だが・・・▽

〔エイリーク〕(左端)
はい・・・▽
荒らされた城は直せます。
奪われた財宝などなくとも構いません。▽
ですが 民たちが負った
傷が癒えることは・・・▽

〔エフラム〕
ああ。すべてが遅すぎた。▽
俺はルネスの王となり
国を立て直さねばならない。▽
だが民たちは 国を捨てた王子を
たやすく迎えてはくれないだろう。▽
失った信頼は これから
長い時をかけて取り戻していくしか・・・▽

マップ画面下からゼトが出現

〔ゼト〕(右)
エイリーク様 エフラム様▽
外をご覧下さい。▽

〔エフラム〕(左)
外・・・?▽

エイリークたちが移動

〔ルネス国民〕(吹き出しのみ)
エフラム様ーー!
エイリーク様ーー!▽

〔ルネス国民〕
王がお戻りになられた!
我々の王が!▽

〔ルネス国民〕
ルネス万歳!
エフラム様万歳!▽

会話画面 背景・城内広間

〔エフラム〕(左)
・・・・・・▽

〔ゼト〕(右)
・・・無論 この歓迎ぶりは
オルソンの悪政の反動によるものです。▽
決して エフラム様の才覚を
評価してのものではありません。▽
民たちの心がこの先
どう動くことになるか・・・▽
それは エフラム様がお決めになること。▽

〔エフラム〕
彼らを失望させるわけにはいかない。
もう二度と。▽
俺は王になる。父上の後を継ぎ
民たちの平穏のためにこの身を捧げよう。▽

〔エイリーク〕(左端)
兄上・・・私も お手伝いいたします。▽

ルネスの聖石

マップ画面。玉座の間

〔ゼト〕(右)
エフラム様 エイリーク様。▽
ファード様はルネス陥落前
私に次のお言葉を託されました。▽

『・・・王の間にて
双子の腕輪をかざせ。▽
封印が解かれたその先に
聖石は眠っている・・・』と。▽

〔エフラム〕(左)
わかった。▽

〔エイリーク〕(左端)
私たちの持つ
腕輪をかざすのですね。▽

〔エフラム〕
行くぞ エイリーク。▽

〔エイリーク〕
はい 兄上。▽

2人の腕輪が光り、玉座の下に階段が出現
画面暗転。聖石の安置場所へエイリークたちが移動
会話画面 背景・神聖な室内

〔エフラム〕(左)
これが ルネスの【聖石】・・・▽

〔エイリーク〕(右)
はい。▽
かつて魔王を封じた五つの力
その一つ・・・▽

〔エフラム〕
俺たちがこの腕輪を奪われていたら
この【聖石】も今頃破壊されていただろう。▽
これは俺たち二人が守りぬいた
世界を救うための力。▽

〔エイリーク〕
はい。
私たちに残された 希望です。▽
私と兄上の・・・
そして平和を望む者すべての・・・▽

一瞬マップ画面へ戻り、再度会話画面に替わる

〔エフラム〕(左)
さあ 戻るぞ。エイリーク。▽

〔エイリーク〕(右)
・・・?▽
兄上 見てください!
私たちの腕輪が・・・▽

〔エフラム〕
これは・・・?▽
【聖石】の輝きに
反応している・・・のか?▽

画面が白くなる

エイリークの月の腕輪
エフラムの太陽の腕輪
聖石に反応して輝いています。
腕輪の力でクラスチェンジが
できるようになりました。▽

エイリークを
クラスチェンジさせますか?

はい   いいえ

「はい」を選択するとCC画面へ

「いいえ」を選択した場合

月の腕輪を手に入れた

エフラムを
クラスチェンジさせますか?

エイリークと同様の選択肢が出る
「はい」を選択するとCC画面へ
「いいえ」を選択した場合、太陽の腕輪を入手

会話画面に戻る

〔エイリーク〕(右)
この腕輪に・・・
このような力があったなんて。▽

〔エフラム〕(左)
父上は・・・これを
見越しておられたのだろうか。▽

俺は昔から 国を継ぐ者としての
自覚などなかった。▽
この槍で どこまでも強くなれれば
それでいいと思っていた・・・▽
父上にそれを叱られ
言い争ったこともあった。▽

〔エイリーク〕
・・・・・・▽

〔エフラム〕
グラドが侵略してきた時もそうだ。▽
俺が城に残っていれば
父上は・・・▽

〔エイリーク〕
兄上・・・▽
でも 父上はきっと
わかっておられたはずです。▽
私と王都にいる間 父上はずっと
兄上の身を案じておられました・・・▽

エイリークとエフラムが右に移り、ゼトが現れる

〔ゼト〕(左)
はい。ファード様は
常日頃仰っておられました。▽
エフラム様は必ず
良い王になられると・・・▽

〔エフラム〕(右)
父上・・・▽

〔ゼト〕
ではエフラム様 エイリーク様。
こちらへ。▽
ルネスの【聖石】の傍らには
【双聖器】が眠っているはずです。▽

マップ画面。ゼトが2つの宝箱を開ける

〔ゼト〕(左)
この槍こそが
ルネスの【双聖器】です。▽
どうか
エフラム様がお持ちください。▽

〔エフラム〕(右)
これがルネスの【双聖器】・・・▽
銘がほってあるな。▽

【炎槍ジークムント】・・・▽

ジークムントを手に入れた

〔ゼト〕(左)
そしてこの剣が 対をなす
もう一つの【双聖器】▽
こちらは
エイリーク様がお持ちください。▽

〔エイリーク〕(右)
はい。▽
こちらにも銘があります。▽

【雷剣ジークリンデ】・・・▽

ジークリンデを手に入れた

〔エイリーク〕(右)
これが私たちの遠い祖先・・・
英雄たちの武具なのですね▽
ルネスの王となるものが
持つべき双聖の武具・・・▽
この力を使わなければならないことが
すでに誤りなのかもしれません。▽
このようなものが不要な・・・
そんな穏やかな時代が一番なのですから。▽
でも 私は
この戦いで知りました。▽
争い事を嫌い ただ目を背けている
だけでは何も解決しないのだと・・・▽

私は戦います。▽
もう一度
私たちの平和を取り戻すために。▽

エイリークたちが階段から出てくる

〔ラーチェル〕(右)
どうでしたの?
聖石は残っていまして?▽

〔エイリーク〕(左)
はい。ここに・・・▽

〔ラーチェル〕
まあ!
素晴らしいですわ。▽
これで魔石も
恐れるに足らずですわね。▽

〔ヒーニアス〕(右端)
我が国の聖石はすでに破壊されている。▽
事実上 このルネスの聖石が
我々の唯一の武器 か・・・▽

〔ラーチェル〕
いいえ 我がロストン聖教国を
忘れていただいては困りますわ。▽
大陸の五国に伝えられる
五つの聖石・・・▽
グラド フレリア ジャハナの聖石は
帝国の手によって滅ぼされましたが・・・▽
ルネスの聖石はわたくしたちの手に。▽
そしてロストンの聖石も
いまだ厳重に守られていますわ。▽
さあ皆さん ロストンへ参りましょう。▽

〔エイリーク〕
はい。お願いしますラーチェル。▽

〔ラーチェル〕
ええ 皆さんを我が宮殿に
招待してさしあげます。▽
エイリーク あなたは特別に
わたくしの部屋へ入ってもいいんですのよ。▽
さあ 行きますわよ。▽

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