2章 守るべきもの──聖魔の光石・会話集

2021年10月7日木曜日

会話集 会話集-聖魔の光石

ナレーション

ヘイデン王は十分な兵を
つけてやれないことを詫びつつも▽
信頼のおける数名の臣下を
エイリークの供につけた。▽
王に感謝しながらエイリークは▽
兄が戦うグラド帝国領へと出発した。▽
まず向かうのは
旧ルネス領辺境の地イム。▽
そこで エイリークはルネス荒はいのさまを
目のあたりにすることになる・・・▽

オープニング

〔エイリーク〕(左)
レンバール城までの道行きは
ゼトが計画を立ててくれました。▽
私たちはルネス領を南下し▽
セレフィユの街から
グラド領に入ろうと思います。▽

〔モルダ〕(右)
ふむふむ・・・
確かにそれが最も安全でしょうな。▽
後は このあたりにおるグラド兵と
はち合わせにならねばよいのですが・・・▽

〔ヴァネッサ〕(右端)
エイリーク様
私に偵察の許可をいただけますか。▽
私と天馬ならすみやかに
敵影の有無を確認することが可能です。▽

〔モルダ〕
このように申しておりますが・・・
エイリーク様 いかがですかな?▽

〔エイリーク〕
では お願いしますヴァネッサ。▽
でも敵の弓兵には
くれぐれも注意して。▽

〔ヴァネッサ〕
はっ では出発いたします。▽
この偵察の任務・・・
必ず成功させてみせます!▽

ヴァネッサの顔グラフィックが消える

〔エイリーク〕
生真面目そうな方ですね。▽

〔モルダ〕
はい。それが取りえでしてな。▽

ヴァネッサがマップ画面中央の山の手前まで移動
マップ画面右下に敵出現

〔ボン〕(右)
おかしら
こんなところに また村を見つけやしたぜ。▽

バズバが現れる
〔バズバ〕(左)
ひぃ ふぅ みぃ・・・
たまんねえなぁ。▽
戦争がおっぱじまったおかげで
俺たちゃこうして好き放題よ。▽
おい ボン
ここはおめえに任せたぞ。▽
根こそぎ奪って俺様のアジトまで
運んでくるんだ。いいな?▽

〔ボン〕(右)
へぇ!▽

マップ上右端の村の中

〔ロス〕(左)
と 父ちゃん!
山賊の連中が・・・!

〔ガルシア〕(右)
むう・・・▽
ロス とにかく
お前をよそへ逃がす。▽
わしの傍を離れるな!▽

マップ画面に替わる

〔ボン〕(右)
ぎゃはは まずは
手始めにあの村だな!▽
おい お前が行ってきな!▽
刃向かう奴はみんな
ぶっ潰しちまえ!▽
俺はあっちの村をやってくる。▽

右端の村が壊される
壊れた村から中立軍のロスとガルシアが出現

〔ロス〕(左)
くぅっ・・・!▽

〔ガルシア〕(右)
ロス・・・!?
な なんということだ・・・▽

〔ロス〕
こ こんな傷くらい
へっちゃらだ!▽
俺は戦士ガルシアの息子・・・
そう簡単にやられるもんか!▽

〔ガルシア〕
誰か!
息子が怪我をしている!▽
頼む! 誰でもいい!
息子を救ってやってくれ!▽

マップ画面左上にエイリークたちが出現

〔ヴァネッサ〕(左)
! 大変です。▽
すぐにエイリーク様のもとへ
ご報告に戻らなければ。▽

ヴァネッサがエイリークの下隣に移動
〔ヴァネッサ〕(右)
報告します。▽前方の村が
山賊たちに襲われている模様。▽

〔エイリーク〕(左)
山賊・・・!?▽

モルダが現れる
〔モルダ〕(右端)
さて 弱りましたな・・・▽
今 目立つ行動はできるだけ
避けるべきではありますが・・・▽

〔エイリーク〕
ええ でもここは私たちのルネス領
苦しむ自国の民を放ってはおけません。▽
ヴァネッサ 村人たちの被害は?▽

〔ヴァネッサ〕
負傷している村人を確認。
まだ少年のように見えました。▽

〔エイリーク〕
モルダ殿 あなたの杖で
助けてあげられないでしょうか?▽

〔モルダ〕
ふむ 確かに私の杖で
傷をいやすことはできますが・・・▽
ここからではいささか遠すぎます。
向こうまで行かねばなりませんな。▽

〔ヴァネッサ〕
エイリーク様
ぜひとも私にお任せください。▽
私が少年を救出し
こちら側まで運んで参ります。▽

全員の顔グラフィックが消えた後、ヴァネッサとモルダが現れる
〔モルダ〕(右)
さてヴァネッサよ 頼んだぞ。▽

〔ヴァネッサ〕(左)
では
行って参ります。▽

戦闘

はじめてモードの追加会話1

ヴァネッサがロスを救出
〔ロス〕(左)
うわっ!?▽

〔ヴァネッサ〕(左端)
落ち着いてください。
暴れると落ちますよ。▽
このまま向こう側へ避難します。▽

ロスが上下に揺れる
〔ロス〕(左)
待ってくれ! 父ちゃんが!▽

〔ガルシア〕(右)
構わん。行ってくれ!▽
山賊はわしが食い止める。
ロスを頼んだぞ!▽

ロスが上下に揺れる
〔ロス〕(左)
父ちゃんっ!▽

はじめてモードの追加会話2

モルダがヴァネッサの左斜め上で待機後
〔エイリーク〕(左)
では 私は近くの村に 入り口を閉ざし
山賊に備えるよう知らせてきます。▽

村の訪問1 エイリークで訪問した場合

◇村(左上)
〔村人女性〕(左)
ああ なんてこと・・・
山賊たちがすぐそこまで・・・▽
このままでは付近の村々はみな
やられてしまいます・・・▽

〔セライナ〕(右)
うむ・・・▽
村人が消え、エイリークが現れる

〔エイリーク〕(左)
みなさん!
すぐに村の門を閉めてください。▽
山賊たちがやってこないうちに
早く!▽

〔セライナ〕
君たちは?▽
帯剣しているな。
村の者ではないようだが。▽

〔エイリーク〕
私は・・・▽
私はエイリス。
傭兵団の一員です。▽

〔セライナ〕
・・・傭兵団のエイリス か。▽
何か事情があるようだな。
ならばそれで構わない。▽
こちらの名乗りが遅れたな。
私はセライナ。グラド帝国の将軍だ。▽

〔エイリーク〕
!▽

〔セライナ〕
どうかしたか?▽

〔エイリーク〕
い いえ・・・▽

〔セライナ〕
ここの村人たちは
山賊どもに悩まされているらしい。▽
本来ならば私が何とかしたいが・・・▽
王都から帰還命令を受けている。
ただちにここを去らねばならない。▽
すまないが 彼らを
助けてやってはもらえまいか?▽

〔エイリーク〕
あの・・・▽

〔セライナ〕
駄目か?▽

〔エイリーク〕
いえ 村人はもちろん助けます!▽
ですがグラドの将軍である
貴方がなぜ・・・?▽

〔セライナ〕
村民の命に
グラドもルネスも違いはあるまい。▽
では頼んだぞ
報酬はここで渡しておこう。▽

セライナが立ち去る

〔エイリーク〕
・・・・・・▽

赤い宝玉を手に入れた

村の訪問1 エイリーク以外で訪問した場合

◇村(左上)
〔セライナ〕(右)
君たちは・・・?▽
この村の者ではないようだな。▽

ここの村人たちは
山賊どもに悩まされているらしい。▽
本来ならば私が何とかしたいが・・・▽
故あって
ただちにここを去らねばならない。▽
すまないが 彼らを
助けてやってはもらえまいか。▽
もちろん 報酬は私が支払おう。▽

赤い宝玉を手に入れた

村の訪問2

◇村(真ん中)
〔村人女性〕(右)
かっこいい男の人に 助けてもらったの。▽
傭兵のような服装だったけれど
どこか気品のある人だったわ・・・▽
その人から とっこうやく をもらったの。
きっと戦いの役に立つはずよ。▽

とっこうやくを手に入れた

村の訪問3

◇村(左下)
〔村人〕(右)
ん どうしたんだい?
そんなにあわてて何を・・・▽
え?
さ 山賊だって!▽
大変だみんな!
すぐに村の門を閉めるぞ!▽
あんた 助かったよ。
つまらないものだけどこれを・・・▽

せいすいを手に入れた

はじめてモードの追加会話3

ヴァネッサが同行中のロスを降ろす
〔ヴァネッサ〕(右端)
少年を連れて来ました。▽
モルダ殿
回復をお願い致します。▽

モルダがロスを回復
顔グラフィックのロスが上下に揺れる
〔ロス〕(左)
ケ ケガが治った・・・?▽

〔モルダ〕(右)
やれやれ
あまり無茶をせぬようにな。▽

話す エイリーク→ロス

〔ロス〕(右)
なぁアンタたち
村が山賊に襲われて大変なんだ。▽
俺の名前はロス。▽
一緒にやつらを
追い払うのを手伝ってくれ!▽

〔エイリーク〕(左)
わかったわロス
村は私たちにまかせて。▽
ゼト この子を安全な場所に・・・▽

〔ロス〕
まっ 待ってくれ!
俺も戦う!▽

〔エイリーク〕
でも・・・▽

〔ロス〕
父ちゃんは俺を守るために
一人で戦ってるんだ。▽
だから 俺が早く
助けに行かなきゃ!▽
俺は 戦士ガルシアの子。▽
この斧に誓って 山賊なんかに
後れはとらない!▽

〔エイリーク〕
わかったわ・・・▽
でも いい?
私たちから離れないで。▽

話す ロス→ガルシア

〔ロス〕(左)
父ちゃん!▽

〔ガルシア〕(右)
ロス!?
馬鹿な お前なぜここに!▽
わしのことはいい
早く遠くへ逃げろ!▽

〔ロス〕
父ちゃんを置いて逃げるなんて
できるもんか!▽
父ちゃん言ってたじゃないか!
大切なもののために戦うのが戦士だろ!▽
俺は逃げたりしない!
父ちゃんみたいに戦うんだ!▽

〔ガルシア〕
ロス・・・!▽
わかった。
今はこの場を切り抜けるぞ!▽
ガルシアが自軍ユニットに変化


ボン初戦
〔ボン〕
な なんなんだ お前たちは!▽

ボン撃破
〔ボン〕
ちっ ちくしょう・・・▽

クリア後

ロスとガルシア生存時

ロスとガルシアの片方または両方が不在だと会話は発生しない
なおガルシアは中立軍状態のままクリアしてもこの会話が発生し、仲間に加入する
〔ガルシア〕(右)
息子が世話になったな。
礼を言わせてくれ。▽

〔エイリーク〕(左端)
いえ そんな・・・▽

〔ゼト〕(左)
・・・失礼だが▽
あなたは元ルネス軍の
ガルシア殿では?▽

〔ガルシア〕
・・・・・・▽

〔エイリーク〕
ゼト この方のことを?▽

〔ゼト〕
十年前までルネス軍で
部隊長をつとめておられた方です。▽
恐れを知らぬ
勇猛なルネスの戦士として▽
私が騎士見習いだった頃
よく噂を耳にする機会がありました。▽

ガルシア殿 あなたもご存知のとおり
ルネスは今危機的な状況にある。▽
あなたのお力を今一度ルネスに
貸していただけないだろうか?▽

〔ガルシア〕
・・・すまんが
わしはもう引退した身だ。▽
わしはもう戦わぬ。
そう決めたのだ。▽

〔ゼト〕
ガルシア殿・・・▽

〔ガルシア〕
・・・昔のわしは国のために戦うあまり
家を顧みることをしてこなかった。▽
ルネスの民のために戦いながら
わが子の顔さえろくに知らなかった。▽

そうして妻を早くに病で亡くし
残された幼い息子を目の前にして・・・▽
わしははじめて自分の過ちに気づいたのだ。▽

〔エイリーク〕
・・・・・・▽

〔ガルシア〕
わしは妻の墓の前で
この子の父として生きると誓った。▽
そのために軍を辞め
戦いを捨てた。▽
悔いはない。
わしは あの子の父親なのだ。▽

〔ゼト〕
・・・・・・▽

エイリークとゼトが消える。ロスが現れる

〔ロス〕(左)
ばかやろーっ!▽
父ちゃん!
何馬鹿なこと言ってんだよ!▽

〔ガルシア〕
ロス!?▽

〔ロス〕
父ちゃんが行かないなら俺が行く!▽
俺は戦士だ!
俺だって戦えるんだ!▽

ガルシアが前に出る
〔ガルシア〕
ロス 何を言う!
わしは・・・▽

〔ロス〕
父ちゃん!▽
俺は父ちゃんのこと
誰より尊敬してる!▽
父ちゃんが俺のために
戦いをやめたのも知ってる!▽
けど父ちゃんはそれでいいのかよ!▽
戦士の自分を捨てちまって
それで本当にいいのかよ!▽

〔ガルシア〕
・・・・・・▽

〔ロス〕
俺の戦い見たろ!
父ちゃん!▽
俺はもう子供じゃない。
父ちゃんと同じ戦士なんだ!▽
父ちゃんに心配してもらわなくたって
一人でちゃんと戦えるんだ!▽

〔ガルシア〕
・・・ロス。▽

ロスが上下に揺れる
〔ロス〕
俺と勝負しろ 父ちゃん!▽
俺は戦士だ!
イム村一番の戦士だ!▽
父ちゃんなんかに負けない!
誰にも負けない!▽

〔ガルシア〕
・・・そうだな。▽
ロス お前は勇敢な戦士だ。▽ゼト殿・・・▽
この老骨でよければ
わしも戦わせてもらいたい。▽
『ゼト殿・・・』の前でロスが消え、エイリークとゼトが現れる
ガルシアの台詞が終わった後にロスが現れる

〔ロス〕(右端)
父ちゃん・・・▽

〔ガルシア〕
わしの知らぬ間に
わが子は戦士になっていたようだ。▽
わしの力など借りずとも
一人で立派に戦える戦士に・・・▽
ならば わしにもう心残りはない。
何も恐れるものなどない。▽
わしは戦う。もう一度戦うぞ。▽

〔ロス〕
父ちゃん!▽

共通 村人会話

〔村人〕(右)
助けていただいて ありがとうございます。
お礼に一晩もてなしたいのですが・・・▽

〔エイリーク〕(左)
ご無事で何よりです。▽
ですが私たちは先を急ぎますので
お気持ちだけ頂きます。▽

〔村人〕
そうですか・・・▽

おや・・・美しい腕輪を
しておられますな。▽

〔エイリーク〕
ええ 父から
いただいたものです。▽

〔村人〕
悪いことは言いません。▽
そのような高価なものは
持ち歩かぬ方が良い。▽
ルネスが侵攻されてからというもの
このあたりの治安は悪くなる一方・・・▽
金目当てのスリや
山賊どもが横行しております。▽

特にこのあたりのバズバ山賊団は
悪魔のように残虐非道・・・▽
奴らに目をつけられたら
命はありません。▽
先日も旅人が襲われ
それはむごい目にあったとか・・・▽

〔エイリーク〕
そんな・・・
そのようなことが・・・▽

〔村人〕
もうルネスに
未来はありません・・・▽
唯一の希望は 未だグラドと
戦っておられるエフラム様ですが▽
グラドの大軍に追われ
もはや長くはないとも聞いております・・・▽
どうか・・・気をつけて行きなされ。▽

〔エイリーク〕
・・・・・・▽

画面暗転

〔エイリーク〕(左)
兄上・・・▽

回想

三年前
〔エフラム〕(左)
じゃあ行くぞ。
用意はいいな エイリーク。▽

〔エイリーク〕(右)
はい 兄上。
よろしくお願いします。▽

〔エフラム〕
しかし どういう心境の変化だ?
戦い方を教えてくれなんて。▽
お前は争い事を嫌ってたはずだが。▽

〔エイリーク〕
野蛮なことは
好きではありません。▽
戦わずにすむのなら
それが一番だと思います。▽
でも・・・▽

〔エフラム〕
でも なんだ?▽

〔エイリーク〕
私は今までずっと 兄上に
守っていただいてばかりでしたから。▽
このままでは 兄上にいつまでも
ご迷惑をかけてしまいます。▽
ですから 私も
何かできることをと・・・▽

〔エフラム〕
俺はお前の兄だ。
兄が妹を守るのは当然だ。▽
お前が気にすることなど
何もない。▽

〔エイリーク〕
はい・・・でも▽
私も兄上の妹です。
妹が兄を気遣うのは当然です。▽

ですから少しでも
剣技を学んでおきたいのです。▽
いざという時
私が兄上をお助けできるように・・・▽
お願いします 兄上。▽

〔エフラム〕
ああ わかった。▽

お前は普段はおとなしいくせに
一度言い出したら聞かないからな。▽

そのかわり 教えるからには
兄妹でも甘えはなしだ。▽
途中で音をあげるなよ エイリーク。▽

〔エイリーク〕
はい!▽

回想シーン終了

回想後

〔エイリーク〕(左)
・・・・・・▽

コーマがエイリークの後ろに現れる

〔コーマ〕(左端)
おっとごめんよぉ~▽

エイリークが上下に揺れる
〔エイリーク〕
きゃっ・・・▽

コーマが画面右方向へ立ち去る
ゼトが現れる

〔ゼト〕(右)
エイリーク様 大丈夫ですか?▽

〔エイリーク〕
え ええ・・・▽
ちょっと ぶつかっただけですから。▽

〔ゼト〕
!?
エイリーク様 腕輪はどうされました?▽

〔エイリーク〕
腕輪?
あっ・・・ない。▽
まさか・・・さっきの。▽

〔ゼト〕
追いましょう!▽

〔エイリーク〕
待って ゼト。▽
確かに 父上より頂いた大事な腕輪ですが
今は兄上が心配です。▽
早く先へ進みましょう。▽

〔ゼト〕
いいえ・・・あの腕輪だけは
取り戻さねばなりません。▽
急ぎましょう エイリーク様。▽

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