15章A 灼けた砂──聖魔の光石・会話集

2021年10月22日金曜日

会話集 会話集-聖魔の光石

オープニング1

会話画面
〔ゼト〕(右)
エイリーク様
ご無事ですか?▽

〔エイリーク〕(左)
・・・・・・▽

〔ゼト〕
エイリーク様!▽

〔エイリーク〕
・・・あ・・・ゼト?▽

〔ゼト〕
お気を確かに。▽
どうか しばらくお休みください。
このままではエイリーク様が・・・▽

〔エイリーク〕
いえ・・・平気です。
他の皆も苦しんでいるはず・・・▽
私たちは依然 グラド軍に
完全に包囲されています・・・▽
いつ全滅するかもしれないこの状況で・・・
私が気を抜くにはいきません。▽
状況はどうです?▽

〔ゼト〕
無念ながら・・・
我々は敗北しつつあります。▽
ロストン聖騎士団はほぼ壊滅し
グラド軍の追撃が間近まで迫っております。▽
それに ここは砂漠です。▽
ほとんどの兵が砂に足をとられ
まともに進むことすらかないません。▽
馬に乗る者は
とくに動きを制限されます。▽
エイリーク様・・・
ここはお逃げください。▽
砂漠でも身動きのとりやすい
空を飛べる者や魔法を使える者と協力し▽
ここは我々が食い止めます。▽

〔エイリーク〕
いいえ・・・それは できません。▽
ここであきらめたら・・・
兄上に叱られてしまいます。▽
最期まで ルネス王女として・・・
戦ってみせます。▽

兄上 私は・・・▽

オープニング2 アーヴとヴァルター

マップ画面。グラドの陣営
会話画面 背景・砂漠

〔アーヴ〕(左)
ヴァルターよ・・・
あまり遊びすぎるでないぞ?▽
早くエイリークめに
とどめをささねば・・・▽
帝都にいるあやつの兄が
間もなくここへやってきおる。▽
なめてかかるでないぞ?
あれは油断できぬ相手じゃ。▽
同じ帝国将軍のよしみ・・・
わしが力を貸してやろうかの?▽

〔ヴァルター〕(右)
失せるがいい 薄汚いじじいが。▽
エイリークは私のものだ。
貴様らになどやらん。▽
あれほど強く美しい女・・・
私の獲物にこそふさわしい。▽

〔アーヴ〕
ふぇふぇふぇ・・・▽
牙は鈍っておらぬか。
結構結構。▽

ヴァルターよ・・・お前は獣じゃ。▽
国などには縛られぬ。
敵であろうがなかろうが構わぬ・・・▽
男を倒し 女を手に入れる・・・
ただそのために生きる浅ましい獣・・・▽
だからこそ お前は誰より強い。▽
獣の牙が人に勝るのは道理よな・・・▽

では任せたぞヴァルターよ・・・
必ずあの娘の腕輪を奪ってくるのじゃ。▽
あのお方のためにの・・・▽
アーヴ消える

〔ヴァルター〕
さあ エイリークよ・・・▽

早く私のもとへ来い・・・!▽

戦闘

自軍フェイズ2ターン目終了後、エフラムたちがマップ左下に出現
会話画面 背景・砂漠

〔エフラム〕(左)
あの砂漠の向こうに見えるのが
ジャハナ王宮だな。▽
エイリークたちは
あそこにいるはずだ。▽

デュッセル ノール。▽
俺はエイリークを助けたい。
力を貸してくれ。▽

デュッセルが現れる
〔デュッセル〕(右)
承知。▽
すでにこの身は
そなたに預けておる。▽

ノールが現れる
〔ノール〕(右端)
エイリーク様・・・
リオン様のご友人ですね。▽
私にできる手助けを
させていただきましょう。▽
それが リオン様が
望んでおられること・・・▽

〔エフラム〕
敵の数が相当に多い。▽
まずはエイリークたちとの
合流が先だな。▽
ゼトやヒーニアスもあそこで
俺たちを待っているはずだ。▽
行くぞ!▽

話す エイリーク⇔エフラム

〔エフラム〕
エイリーク!▽

エイリークが現れる
〔エイリーク〕
兄上・・・!▽幻では・・・ないのですね。
本当に・・・▽

〔エフラム〕
ああ 本物だ。▽
待ってろ。
今敵を片づける!▽
エフラムが消える

〔エイリーク〕
・・・兄上▽
幼い頃から そうでした。▽
兄上は いつだって
私を守ってくれる・・・▽

話す ゼト⇔エフラム

〔ゼト〕(右)
エフラム様。▽

〔エフラム〕(左)
ゼト ひさしぶりだな。
よくエイリークを守ってくれた。▽
お前がいてくれたから俺は
妹が無事だと確信できた。▽

〔ゼト〕
いえ エフラム様が
来て下さったからこそです。▽
まだ 状況は楽観できるものでは
ありませんが・・・▽

〔エフラム〕
ああ ここが正念場だ。▽
ここにいるのが
グラド帝国軍のほぼ総力・・・▽
勝つぞ ゼト。▽

〔ゼト〕
はっ。▽

話す フォルデ⇔エフラム

〔エフラム〕(左)
フォルデ!▽

〔フォルデ〕(右)
あ どうもエフラム様。
ちょうどいい時に来てくれましたね。▽
しかし やばいって時に
格好良く助けにくるなんて・・・▽
いいなあ。俺もそっち側の役
やりたかったですよ。▽

〔エフラム〕
・・・相変わらずだなお前は。▽
お前といると この危機も
なんでもないことに思えてくる。▽

〔フォルデ〕
それが
俺の人徳ってやつですかね。▽
あれ? エフラム様
前見た時より変わってません?▽
なんか 王様っぽく
なったっていうか・・・▽

〔エフラム〕
お前も腕を上げたようだな。
お互いにいくらかは成長したらしい。▽
俺とお前で
残ったグラド軍を撃破する。行くぞ。▽

〔フォルデ〕
任せてくださいって。▽

話す カイル⇔エフラム

〔エフラム〕(左)
カイル!▽

〔カイル〕(右)
エフラム様!▽

〔エフラム〕
今までよく
エイリークを守ってくれたな。▽
やはり
お前に任せて正解だった。▽

〔カイル〕
はっ。それがエフラム様の
御命令であるかぎり▽
私は全力でエイリーク様を
お守りするのみです!▽

〔エフラム〕
俺たちもここで合流する。▽
俺とお前で残ったグラド軍を
撃破する。行くぞ。▽

〔カイル〕
はっ!▽

〔エフラム〕
しばらく見ないうちに
相当腕を上げたようだな。▽
今まで以上の
働きを期待してるぞ。▽

〔カイル〕
エフラム様も 以前より
たくましくなられました。▽
ファード様のような
王の貫禄にあふれておられます。▽

〔エフラム〕
そ そうか?
気のせいだろう。▽

〔カイル〕
いえ! それでこそエフラム様
私が忠誠を捧げる主君です!▽

話す ヒーニアス⇔エフラム

〔ヒーニアス〕(右)
ひさしぶりだな エフラム。▽

〔エフラム〕(左)
ヒーニアス!▽

〔ヒーニアス〕
私が予想していたより
早い到着だったな。▽
エイリークは無事だ。
安心するがいい。▽

〔エフラム〕
ああ お前がエイリークを
守ってくれていたようだな。▽
礼を言う ヒーニアス。▽

〔ヒーニアス〕
礼など必要ない。
それよりまだ戦闘は続いている。▽
グラド軍を一掃せねば
安心はできん。▽

〔エフラム〕
ああ 行こう!▽

話す クーガー⇔デュッセル

〔クーガー〕(右)
デュッセル殿。▽

〔デュッセル〕(左)
クーガー!▽
そなたがここに・・・▽

〔クーガー〕
俺は亡き兄貴の仇を討つため
グラドに背きました。▽
だが まさかあなたも
グラド軍を離れていたとは。▽

〔デュッセル〕
・・・故あって
わしは不忠の徒となった。▽
皮肉なものよ。国を捨てた者同士が
こうして騎馬を並べようとはな。▽

〔クーガー〕
はい。▽
デュッセル将軍
あなたの身は俺がお守りします。▽

〔デュッセル〕
いや わしは国を離れた身。
もはやグラドの将ではない。▽

〔クーガー〕
それは俺も同じ。
ですが たとえそうでも▽
俺があなたをお守りすることには
変わりありません。▽

〔デュッセル〕
クーガー・・・▽

村の訪問 (左下のみ)

〔女性〕(左)
ジャハナ王宮が
落ちたって・・・?▽
イシュメア様は・・・
女王様はどうなったんだい?▽
ああ あんたたち・・・
これあげるからなんとかしておくれ!▽

マスタープルフを手に入れた

民家訪問2

◇民家(上)
〔村人〕(左)
グラド帝国の中でも
特に位の高い将軍は・・・▽
宝石の称号を
与えられるらしい。▽
現在のところ
皇帝の宝石は六つ。▽

【虎目石】のケセルダは
今 この地で戦闘中の指揮官。▽

【月長石】のヴァルターも
今 ここで戦っている。▽

【日長石】のグレンは
カルチノ山中で戦死。▽
【蛍石】のセライナも
グラド帝都西で戦死。▽

【黒曜石】のデュッセルは
行方不明・・・▽
【血碧石】のアーヴも
同じく行方不明だ。▽

え?
なんでそんなに詳しいかって?▽
さえない顔してるけど
こいつが俺の仕事だからね。▽
あんたたちに教えとくことが
得になるから伝えるんだ。▽
せっかくの情報
無駄にしないでくれよ。▽

民家訪問3 民家(左)

〔男性〕(左)
この古文書によると・・・▽
・・・大昔 このあたりで
大きな戦いがあったらしいんだ。▽
俺は毎日砂の中から
その頃の武器やアイテムを▽
掘り出してるんだが
まだまだ出てきやがる。▽
中でも・・・▽
いにしえの大賢者が残したと言われる
『メティスの書』っていうのが・・・▽

おっと
こいつだけは誰にも譲らねえぞ・・・▽

敵将ケセルダ

ケセルダ初戦
〔ケセルダ〕
お前らを踏み台に・・・
俺は上へ行く。▽
悪く思うなよ?▽

対ヨシュア
〔ヨシュア〕(右)
ケセルダ▽

〔ケセルダ〕(左)
よう!
ヨシュアじゃねえか。▽
ひさしぶりだな
元気にしてたかよ?▽

〔ヨシュア〕
ああ なんとか
傭兵やってるぜ。▽
お前 いつの間に
グラドの将軍なんかになった?▽

〔ケセルダ〕
昔から言ってたろ?▽
俺様はちっぽけな傭兵
なんかじゃ終わらねえってよ。▽
けど 思い出すぜ
あの頃をよ・・・▽
俺の斧と
お前の剣・・・▽
俺たち二人の前に
敵なんざいなかった。▽

〔ヨシュア〕
・・・・・・▽

〔ケセルダ〕
そういえば・・・
聞いたぜヨシュアよ?▽
てめーが実は
ジャハナの王子様だっただ?▽
ふざけやがって。
その国一つ俺によこせよ。▽

〔ヨシュア〕
あのな・・・▽
国はものじゃねえんだ。
そう簡単にやれるかよ。▽
何より・・・
俺は母上に誓った。▽
ジャハナを
俺の祖国を継ぐってな。▽

なあケセルダ・・・▽
母上を死なせたのは
お前だな?▽

〔ケセルダ〕
ああ・・・わりぃな。
こっちも事情があってよ。▽
なあヨシュアよ。
俺を恨むなよ?▽
戦やってりゃ
しょうがねえじゃねえか。▽
いちいち根にもってたら
仕事なんざできねえだろ?▽

〔ヨシュア〕
そうだな。
お前の言う通りだ。▽
なあケセルダ 俺は
今からお前を斬るんだが・・・▽
俺を恨むなよ?▽

〔ケセルダ〕
てめえ・・・変わってねえな!
あの頃とよ!▽
てめえとだけはいつか決着
つけてやろうと思ってたぜ。▽
ヨシュア!
俺はあの頃より強くなった。▽
そのすましたツラ
死に顔に変えてやるぜ!▽

ケセルダ撃破
〔ケセルダ〕
ち・・・きしょう・・・▽
あとちょっとで・・・
玉座に・・・手が・・・▽

敵将ヴァルター

ヴァルター初戦
〔ヴァルター〕
歯ごたえのない
雑魚はいらん・・・▽
血のしたたるような
極上の獲物を・・・▽

私に食わせろ!▽

対エイリーク
〔ヴァルター〕(左)
ふん・・・
待ちかねたぞエイリーク!▽

〔エイリーク〕(右)
あなたは・・・!?▽

〔ヴァルター〕
私を忘れたか?
ルネス城で一度会っただろう。▽
まあいい。私の顔を
よく見ておけ エイリークよ。▽
今からお前を屈服させ
支配する男の顔だ。▽

〔エイリーク〕
な・・・!?▽

〔ヴァルター〕
抵抗して構わんぞ。▽
その方が楽しみが
増すというもの。▽
さあエイリークよ
私を楽しませろ?▽

〔エイリーク〕
私は
使命を帯びてここにいます。▽
兄上と誓ったのです・・・!▽
あなたなどに
屈するつもりはありません!▽

対エフラム
〔ヴァルター〕(左)
また会ったなエフラム?▽
あの時は逃がしたが・・・
二度逃げられると思うな?▽

〔エフラム〕(右)
逃げる?
そんなつもりはないさ。▽
俺がここに来たのは
お前を倒すためだ。▽

〔ヴァルター〕
ほう?▽
無様に逃げ回っていただけの
ねずみが偉そうな口を利く。▽
あの時とは違うとでも
言いたげだな?▽
少しは私の相手が
できるようになったか?▽

〔エフラム〕
ああ。▽
俺の力・・・
お前に見せてやる。▽

対クーガー
〔ヴァルター〕(左)
どういうことだ クーガー?▽
貴様 グラド帝国を
裏切るつもりか?▽

〔クーガー〕(右)
そうだ。▽
俺はもはや
グラド騎士ではない。▽
ヴァルター
貴様に一つだけ問う。▽
兄貴を殺したのは 貴様だな。▽

〔ヴァルター〕
・・・ふん▽
グラドを裏切ったお前などに
今さら隠す必要もないか。▽
ああ その通りだ クーガー!▽
貴様の兄は
私が仕留めてやった。▽
貴様によく似て
弱い男だったな クーガーよ?▽

〔クーガー〕
・・・・・・▽
く・・・くくく・・・

〔ヴァルター〕
貴様・・・何を笑う?▽

〔クーガー〕
これが笑わずにいられるか?▽
夢にまで追い求めていた仇に
ようやく会えたのだ・・・▽
ヴァルター・・・
お前は 楽には死ねない。▽

ヴァルター撃破
〔ヴァルター〕
ぐ・・・がああっ・・・!▽

クリア後

会話画面 背景・砂漠
エイリークが前に出る
〔エイリーク〕(右)
兄上・・・!▽

〔エフラム〕(左)
エイリーク!▽

〔エイリーク〕
ああ 兄上・・・
お会いしたかったです。▽

〔エフラム〕
俺もだ。▽
こうしてお前にまた会えて・・・
本当に良かった。▽そうだ。
お前に渡しておくものがある。▽

〔エイリーク〕
これは・・・?▽

〔エフラム〕
グラド帝国の【双聖器】だ。▽
【魔典グレイプニル】と
【黒斧ガルム】・・・▽

俺やお前では使えないからな。▽
仲間たちの間で使い手がいれば
その者に持たせるのがいいだろう。▽

〔エイリーク〕
グラド帝国の・・・▽
ということは兄上はすでに
グラド帝都を・・・?▽

〔エフラム〕
ああ 帝都を落とし
皇帝ヴィガルドを倒した。▽
だが・・・▽

ラーチェルが現れる
〔ラーチェル〕(右端)
エイリーク
ちょっとよろしいかしら?▽
せっかくここで
合流を果たしたことですし・・・▽
一度お互いの状況を
報告しあいませんこと?▽
あちらで他の皆様も
待っておられますわ。▽

グレイプニルを手に入れた
ガルムを手に入れた

エフラムの報告

マップ画面。ジャハナ王宮から見て左下の砦にカーソルが点滅
会話画面 背景・砦内

〔エフラム〕(左)
初めて顔をあわす者もいるな。
まず名乗っておこうか。▽
俺はルネス王子エフラム
エイリークの兄だ。▽

〔ラーチェル〕(右端)
ロストン聖教国王女ラーチェルですわ。
お見知り置きくださいませ。▽

〔エフラム〕
ではまず 俺から報告しよう。▽
俺たちはグラド帝都を陥落させ
皇帝ヴィガルドを倒した。▽
帝都のグラド兵はすでに降伏している。▽
散発的な抵抗はあるだろうが
これでこの戦争は終わったと考えていい。▽

〔ヒーニアス〕(右)
そうか。

〔エフラム〕
だが気になることがある。▽
俺は帝都で ノールという
男から【魔石】の話を聞いた。▽

研究の末に【聖石】から生み出された
【聖石】以上の力を持つ石・・・。▽
グラドの異変は 【魔石】と呼ばれる
その石に原因があるらしい。▽
ミルラが言っていた
帝都のまがまがしい気配もそれだ。▽

皇帝はすでに死去し その【魔石】の魔力で
くぐつとして動かされていたという。▽
今回の戦争もすべて 【魔石】・・・
それを持つ者によって画策されていた。▽

〔ヒーニアス〕
誰なのだ それは?▽

〔エフラム〕
・・・俺は信じていない。
だが報告はしよう。▽
皇子リオンこそが黒幕だと
ノールは言った。▽
【魔石】は今 リオンが持っていると。▽

〔ヒーニアス〕
やはり グラド皇子リオンが・・・▽

〔エイリーク〕(左端)
いえ 待ってください。▽
私と兄上はリオンをよく知っています。
彼は私たちの幼馴染なんです。▽
リオンはこんな戦争を
起こしたりする人ではありません。▽

〔ヒーニアス〕
だが エイリーク・・・▽

〔エイリーク〕
私はリオンに会いました。▽
兄上もすでにご存知かと思いますが▽
私は海路でのロストン行きをあきらめ▽
ヒーニアス王子と共に陸路で
ジャハナまで進んで来ました。▽
そして ジャハナ王宮で
グラド軍を率いるリオンと対面しました。▽
彼は詳しいことは
話してくれませんでしたが・・・▽
でもリオンは私たちの味方だと
そう言ってくれました。▽
だから リオンは・・・▽

〔エフラム〕
エイリーク
俺も・・・リオンに会った。▽

〔エイリーク〕
本当ですか?▽

〔エフラム〕
ああ。だが
リオンはまるで別人のように・・・。▽
いや・・・
人でさえないように見えた。▽

〔エイリーク〕
あ 兄上・・・
どういうことですか?▽

〔エフラム〕
・・・見たままを話そう。▽
俺は帝都で リオンと会った。▽
リオンは俺に言った。
自分が この戦争を引き起こしたのだと。▽
俺たち兄妹と親しくなったのも
ルネスを侵略するためだと・・・▽
父上を手にかけたのも 自分だと・・・▽

〔エイリーク〕
そんな そんなこと・・・▽

〔エフラム〕
・・・ああ 俺も信じられない。
信じたくはない。▽
第一 あのリオンがそんなことを
考えていたとは・・・。▽
俺にはどうしても思えない。▽

リオンが別人のようになったのは
魔石とかいうものを手にした時からだという。▽
俺は魔術にはうといが・・・
あの時のリオンは尋常な雰囲気ではなかった。▽
リオンは何者かに操られている。▽

〔エイリーク〕
・・・・・・▽

〔ヒーニアス〕
きみたち二人には
受け入れがたいことだろうが・・・▽
リオン皇子の本心がどうであれ 彼が持つ
【魔石】こそが元凶であるのは確かだ。▽
であれば リオン皇子を追うべきだろう。▽

〔ラーチェル〕
いいえ
その前にやるべきことがありますわ。▽

〔エイリーク〕
ラーチェル?▽

〔ラーチェル〕
エフラム王子 あなたも
感じましたでしょう?▽
リオン皇子が持っていた【魔石】・・・
あれが放つすさまじい瘴気・・・▽
リオン皇子だけならともかく あの石は
人がかなうものではありませんわ。▽

〔エイリーク〕
では・・・どうすれば?▽

〔ラーチェル〕
【聖石】ですわ。▽

〔エイリーク〕
【聖石】・・・?▽

〔ラーチェル〕
かつて魔王を封じた
五つの【聖石】の伝説はご存知でしょう?▽
魔に対抗するには【聖石】
それが道理というものですわ。▽

〔ヒーニアス〕
だが 伝説を頼って戦うなど・・・▽

〔エフラム〕
・・・いや 望みはある。▽

あのリオンは言っていた。▽
グラド フレリア ジャハナの【聖石】は
すでに破壊したと・・・▽

〔エイリーク〕
そういえば・・・▽
以前 グラド軍はルネスの【聖石】を狙い
私を襲ってきました。▽
侵略を起こしてまで
破壊せねばならないような・・・▽
何らかの力が【聖石】には
あるということでしょうか・・・?▽

〔ラーチェル〕
ええ。逆に言えば▽
わたくしたちが【聖石】さえ手にすれば
【魔石】に対抗できるということですわ。▽

〔ヒーニアス〕
だが すでに三つの【聖石】が破壊された。▽
恐らく最初に侵略されたルネスも・・・▽

〔エフラム〕
いや 待ってくれ。▽
ルネスの【聖石】は
俺とエイリークの腕輪によって封印されている。▽

〔エイリーク〕
グラドは私たちの腕輪を狙っていました。▽
まだ無事である可能性はあります。▽

〔エフラム〕
ああ 確かめなければならない。▽
それにグラド帝国を倒した以上
俺たちの祖国ルネスを放ってはおけない。▽
ルネスへ・・・
故郷へ帰る時だ。▽

サレフ生存時の追加会話

サレフが前に出る
〔サレフ〕(右)
ミルラ様。▽

〔ミルラ〕(左)
サレフ・・・▽

〔サレフ〕
よくご無事で・・・▽
里の者たちもみな喜びます。▽

〔ミルラ〕
ごめんなさい サレフ。▽
あなたは 旅立った私を
ずっと守ってくれました。▽
なのに 戦いに巻き込まれ
あなたとはぐれてしまって・・・▽
ごめんなさい。▽

〔サレフ〕
ミルラ様。▽
ミルラ様がご無事でいてくだされば
それでよいのです。▽
これからも お供致します。
ミルラ様の使命が果たされる時まで。▽

〔ミルラ〕
サレフ・・・
ありがとうございます。▽

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