6章 憎悪の泥濘──聖魔の光石・会話集

2021年10月12日火曜日

会話集 会話集-聖魔の光石

ナレーション

胸にわだかまる不安を抑え
エイリークは兄のもとへ。▽
セレフィユの街を抜け▽
ついに敵国であるグラド本国へと
足を踏み入れた。▽

ここから先は まぎれもない敵地。▽
グラド兵との無用な戦いを避けるため▽
エイリークたちは
人里離れた辺境を行く。▽
だがその動きは
すでにグラド軍に察知されていた・・・▽

オープニング1 アーヴ

会話画面 背景・霧のかかった平野
〔アーヴ〕(左)
ふぇふぇふぇ・・・▽
エイリークの行方を
突き止めたとな?▽

〔ノベラ〕(右)
ははっ▽
セレフィユの街から逃亡する王女の
後を部下に尾けさせました。▽
間もなくエイリークたちは
ここへやって参ります。▽
待ち伏せの手はずは万端。
逃れようはありません。▽
袋のねずみ というわけですな
ははは・・・▽

〔アーヴ〕
ほうほう・・・
ヴァルターめが喜びそうな話じゃな。▽

だがエイリークなる小娘・・・
なかなかの使い手と聞いておるぞ。▽
女を守る聖騎士は
ヴァルターの槍に耐えてみせたという・・・▽
ノベラ 貴様ごときに
捕らえられるかのう?▽

〔ノベラ〕
いえいえ・・・
その点は抜かりありません。▽
ルネス領から
あれを連れて来ておりましてな。▽
奴らは何の抵抗もできますまい。
ははは・・・▽

〔アーヴ〕
ふぇふぇふぇ・・・
そううまくゆけばよいがのう。▽
まあ 好きにせい。
わしは帝都に戻るぞ。▽

〔ノベラ〕
エイリークが捕らえられるさまを
見ていかれないので?▽

〔アーヴ〕
わしは他の二人と違うて
暇ではないのじゃ。▽
あのお方のために なさねば
ならぬことは山ほどある・・・▽
ルネスの小娘ごときに
構っておる暇はないわ。▽
そのような些事は
お前のような小者にふさわしかろう。▽

〔ノベラ〕
は はは・・・▽
で ではお気をつけて・・・▽

アーヴが消える

〔ノベラ〕
ふ ふん・・・
薄気味の悪いじじいめ▽
今にみておれ。▽
ルネス王女を捕らえたあかつきには
わしも貴様らと同格・・・▽
後でせいぜい
悔しがるがよいわ!▽

オープニング2 ノベラの取引

マップ画面でエイリークとゼトが移動
二人の進行方向にノベラと子供がワープで出現

会話画面へ替わる
〔ノベラ〕(右)
くく・・・▽
ルネス王女エイリーク!▽
かんねんするがいい
どこにも逃げ場はないぞ!▽

〔エイリーク〕(左)

誰です!?▽
それに一体どこから・・・▽

〔ノベラ〕
ほう 噂どおりの美しい女よ・・・
腕輪もちゃんと身に付けておるな。▽
ではまず
その腕輪をこちらに渡してもらおうか?▽

ゼトが現れる
〔ゼト〕(左端)
!▽

〔エイリーク〕
腕輪を・・・?▽
この腕輪をどうするつもりなのです!▽

〔ノベラ〕
そんなことはわしの知ったことではない。
だが陛下がそれをお望みなのだ。▽
腕輪を献上すれば わしは
将軍にその名を連ねることもできよう・・・▽
さあ 渡せ。
そうすれば命だけは助けてやろう。▽

〔ゼト〕
エイリーク様 渡してはなりません。▽

〔エイリーク〕
はい・・・▽

〔ノベラ〕
素直に従った方が身のためだぞ?▽
貴様らは ルネス王子エフラムの
援軍にここまで来たのだろうが・・・▽
それももう無駄なことよ。
エフラムはグラド軍の前に破れ去った。▽
今頃はレンバール城の牢に囚われ
みじめに処刑の時を待っておるわ。▽

〔エイリーク〕
! 兄上が・・・▽
うそです!
兄上が負けるはずがありません!▽

〔ノベラ〕
ふん。お前がいくらわめこうが
事実は事実 何も変わりはせん。▽
エフラムは負けたのだ。
我々グラド軍の前にな!▽

〔エイリーク〕
・・・・・・▽

〔ノベラ〕
あくまで従わぬつもりなら・・・
よかろう。▽
おい 人質を連れて来い。▽

画面暗転
〔女の子〕(右)
た 助けて・・・▽

〔エイリーク〕(左)
!▽

〔ノベラ〕(右端)
貴様らルネス王国の捕虜どもよ。▽
さあ渡せ!
渡さねばこやつが死ぬぞ!▽

〔エイリーク〕
っ・・・▽
わかりました。ですから その人には
危害を加えないと約束してください。▽

〔ゼト〕(左端)
エイリーク様 お待ちください。
その腕輪は・・・▽

〔エイリーク〕
民の命には代えられません。▽
許してください ゼト。▽

_画面暗転
〔ノベラ〕(右端)
くく・・・確かに間違いない。▽
では次に 貴様らの武器を
すべて渡してもらおうか。▽

〔ゼト〕(左端)
断る。▽
渡したところで エイリーク様を
生かしておくつもりなどないのだろう。▽
そのような取引には応じられない。▽

〔ノベラ〕
ふん・・・平和ぼけしたルネス騎士とはいえ
さすがにそこまで馬鹿ではないか。▽
ならばもう人質は用済みだな。▽

そうそう・・・
面白いことを思いついたぞ。▽
このあたりには化け物グモが
うろついておるらしい・・・▽
この人質どもは
その魔物どものエサにしてくれる。▽

〔エイリーク〕(左)
なっ!?▽

〔女の子〕(右)
い いや・・・!▽

子どもが消える

〔ノベラ〕
ふははっ 良い見ものだぞ!▽
あの人質どもは ルネスに生まれたことを
悔やみながら食われていくのだ!▽

〔エイリーク〕
なんて・・・なんてことを・・・▽

あなたたちは・・・!▽

〔ノベラ〕
ふん これは戦争なのだ!
戦争で敵に何をしようが構うまい!▽
貴様ら敗残者ルネスの
寝ぼけた戯言は・・・▽

〔エイリーク〕
黙りなさい。▽

〔ノベラ〕
なっ・・・なにぃ!?▽

〔エイリーク〕
私は・・・▽
私たちルネスは・・・あなた方グラドと
長い間同盟関係を保ってきました。▽
そのグラドに突然侵略され
国を滅ぼされ 父上を失って・・・▽
それでも・・・グラドを憎んではならないと
私は自分に言い聞かせてきました。▽
私があなた方を心底憎んでしまえば
両国の絆は永遠に断たれてしまう。▽
いつの日か再び平和を取り戻すためにも
私が憎悪に捕らわれてはならないと・・・▽

でも・・・▽
これがグラドのやり方だというのなら・・・
ルネスの民は滅んで当然だというのなら・・・▽

私はあなた方を許しません▽

〔ノベラ〕
こ 小娘が・・・!
状況もわきまえず血迷った口を!▽
全員始末しろ!▽

マップ画面へ替わる。ノベラと女の子がマップ右の森にワープ
会話画面 背景 山のある平地

〔ノベラ〕(左)
ふははっ▽
恨むのなら エイリークを
恨むのだな▽

〔女の子〕(右端)
いやあ 誰かぁ!▽

〔ノベラ〕
泣け! 叫べ!
ふはは!▽

マップ画面へ替わる。市民がマップ右下の一角へワープ
会話画面へ替わる

〔女の子〕(右端)
あたしたち 食べられちゃうの?▽

〔女〕(右)
大丈夫。
きっと助けがきてくれるわ。▽

〔男〕(左)
・・・・・・▽

はじめてモードの追加会話

エイリークとゼトの会話画面へ替わる
〔エイリーク〕(左)
ゼト 急ぎましょう!▽
あの子を助けなければ・・・!▽

〔ゼト〕(右)
お待ちくださいエイリーク様。
これは敵の罠です。▽
この一帯は霧が深く
視界は良くありません。▽
おそらく 敵兵はこの霧にまぎれ
襲撃をしかけてくるでしょう。▽

〔エイリーク〕
ええ でも急がなければ。▽
少しでも望みがある限り
見捨てることはできません!▽

コーマ生存時、コーマが現れる
〔コーマ〕(右端)
なあ こんな時は
俺に任せてくれよ。▽
俺みたいな盗賊は目が利くからな。
遠くの敵だって見通せるぜ。▽

〔エイリーク〕
本当ですか? ではコーマ
案内をお願いします。▽
行きましょう!▽

戦闘

女の子の視界にバール出現時
〔女の子〕(右)
きゃああ!
ク クモが・・・▽
いやあ!
こっち来ないで!▽
誰か!
誰か助けてー!▽
※この台詞が出ない時もある

女の子の視界にバール出現後、敵軍フェイズ終了
〔女の子〕(右)
い いやあああ!▽

〔女の子〕(右)
ああ・・・▽
バールが女の子に接近する間は2つのセリフが交互に出る

村の訪問

◇村(左下)
〔男の子〕(左)
東の山にはね すごく恐ろしい
化け物グモがすみついてるんだって。▽
クモは毒をもってるから
僕 どくけしをたくさん買ったんだ。▽
これさえあれば 毒を受けても
すぐ治せるんだもん。▽
そうだ。旅人さんにも
一つあげるね。▽
どくけし持ってれば
魔物なんかぜんぜんこわくないよね!▽
ね そうでしょ?▽

どくけしを手に入れた

敵将ノベラ

ノベラ初戦
〔ノベラ〕(左)
て 敵が・・・
ここまで迫ってきただと!?▽

く・・・
貴様ら早く何とかしろ!▽

ノベラ撃破
〔ノベラ〕(左)
ぐ・・・
わしの・・・出世が・・・▽

クリア

市民全員生存時

〔女の子〕(右)
・・・・・・▽

〔エイリーク〕(左)
もう大丈夫ですよ。▽

女の子が前に出る
〔女の子〕
う・・・
わあああんっ!▽
怖かった・・・
怖かったよう。▽

女性が現れる
〔女〕(左端)
ありがとうございます・・・▽
おかげで この子も私も救われました。▽
あの もし
よろしければこれを・・・▽
本当にありがとうございました。▽

オリオンの矢を手に入れた

共通 ゼト会話

〔ゼト〕(左)
・・・亡きファード様からは▽
時がくるまで決して話しては
ならぬと命じられておりました。▽
ですが
グラド皇帝ヴィガルドに知られた以上・・・▽
エイリーク様にも
お話ししておかねばなりません。▽
あなたのもつ腕輪の秘密を。▽

〔エイリーク〕(右)
はい・・・▽

〔ゼト〕
エイリーク様もご存知のように▽
ルネスには他の四国と同様
古の時代より伝わる【聖石】が存在します。▽

〔エイリーク〕
ええ。【聖石】はルネスを守る
守護石として神殿に奉られて・・・▽

〔ゼト〕
一般に知られているあれは
精巧に造られた偽物です。▽
本物のルネスの【聖石】は・・・▽
今もルネス城の地下に
厳重に封印されているのです。▽

〔エイリーク〕
え・・・?▽
本当なのですか?▽

〔ゼト〕
はい。ファード様は
私にそう仰られました。▽
古に『魔』を滅ぼした【聖石】▽
それは伝説にあるように
人知を超えた力を持つもの。▽
人がその力に魅入られることがないよう
先王は【聖石】を地下に封印されたのです。▽
そしてその封印を解くカギこそ
その腕輪・・・▽
エイリーク様とエフラム様が
身に付けておられるものです。▽

〔エイリーク〕
これが・・・▽
ですが 父上はそんなことは
一度も・・・▽

〔ゼト〕
世界を揺るがす危機が迫ったその時
腕輪の秘密を二人に告げよ。▽
ファード様はそう仰っておられました。▽
ですから このことはエフラム様も
ご存知ないはず。▽
ファード様はご自分の万一を考え
私にこのことを伝えられました。▽
来るべき時 お二人が
知ることができるように。▽

〔エイリーク〕
この腕輪に そのような意味が・・・▽

〔ゼト〕
はい。それを知る者は亡きファード様
私 そしてエイリーク様の三人のみ。▽
いえ そのはずでした・・・▽

〔エイリーク〕
ですが それなら
なぜグラド軍は腕輪を?▽

〔ゼト〕
おそらく・・・▽
なんらかの手段によって 皇帝ヴィガルドは
ファード様から秘密を聞き出したのでしょう。▽
そして将軍たちにはくわしい事情を教えず
ただ腕輪を奪えと命令した。▽

〔エイリーク〕
封印を解き ひそかに
ルネスの【聖石】を破壊するため・・・▽

〔ゼト〕
おそらくは。▽

〔エイリーク〕
ということは 同じ腕輪を持つ
兄上の身にも・・・▽

〔ゼト〕
はい。腕輪を奪われ 何らかの
せめを受けている可能性もあります。▽

〔エイリーク〕
兄上・・・▽

〔ゼト〕
エイリーク様 我々は
エフラム様救出を急がねばなりません。▽
さきほど撤退した敵が
すでに我々の存在を伝えているはず。▽
もしエフラム様がレンバール城に
囚われているとすれば・・・▽
救出の動きを気取られれば 最悪
エフラム様の処刑も考えられます。▽

〔エイリーク〕
ええ もはや一刻の猶予もありません。▽
レンバール城へ!
兄上を助け出しましょう。▽

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